デッサン力アップで絵画の質を高める。 デッサンは絵画の基本:  デッサン作品:ブロッコリー


絵を描いたいと思った事はありませんか? 以外に絵は苦手と言う人が多いですよね。。『私には絵ごころがないのよ』など良く聞く言葉ですね。多分、幼稚園や、小学校の図工の授業で描いた思い出、どちらかと言うと、ネガティブなイメージが強いのではないでしょうか?

それは、無理からぬ事ですよね。 だって、先生たち、絵の描き方なんて殆ど教えてくれなかったんですから。。。『はい、今日はスケッチに行きます。水彩画を描きましょう』と言う感じ。。。ここまで極端ではないにしても、こんな感じではなかったかと思います

殆どの絵画の体験は水彩画から入りますよね。。でも水彩画って以外に難しいんです。画用紙は絵の具の水に濡れてぶよぶよ、白の部分は一旦色を付けると、もう修正不可。 色は混じって行くとだんだん汚くなって行きます。この様な経験が絵が苦手と言う事になるのでしょう。 でも、絵画は基本をおさえれば、以外に簡単で面白くなります。

絵画の基本はデッサン力・・・・皆知っていることですが実践は現実難しい

油絵、水彩、アクリル、コンテなどなど、絵画の画材は多くありますが、この基本となるのが、デッサンで、有名な画家さんや、彫刻家などの芸術家もまずはデッサン、そしてその次は模写でしょう。

デッサン力が、その絵画の善し悪しを決めます。あの有名な故人の日本画家の平山郁夫さんも、時間があれば、デッサンをしていたようです。 花をモチーフにした場合などは、葉っぱ、一つ一つを正確に描く練習をやっていた様で、ゴッホや、あの訳の分からんピカソも熱心にデッサンの練習をしていたそうです。
デッサンは日本語では素描と言います。もともとは、フランス語なんです。鉛筆、木炭、ペン、パステル、コンテなどで、主にモノトーンで描いた絵画の事です。

描きたいものを好きな時に描けるデッサン力があれば、又、生活にも潤いもでるのではないでしょうか。旅行に行って、訪問したところの情景を、フェルトペンでさ~と描き上げれば、写真以上に良い思い出になるでしょう。

5分で描いたものもデッサン、数日掛けて描いたものもデッサンです、ちなみにデッサン教室では、生徒をモデルにしていろいろなボーズを取り、2分~10分程でスケッチをします。

これをクロッキーといいますが、洞察力を養うトレーニングです。これもデッサンです。

デッサンに必要なもの・準備

デッサンは鉛筆と紙さえあれば出来ますが、取り敢えず、濃さの違う鉛筆数本は準備しましょう。又、紙も、専用の画用紙が、美術店やホビーショップに売ってますので、できれば購入しましょう。最低、必要なものをリストすると:

  • 鉛筆: 子供達のお下がりでも構いませんが、3H~4B、別にHB1本でもOkayです。出来れば三菱鉛筆ユニ、ユニハイ
  • 練り消し: 柔らかい、あの消しゴムです。消しても、カスがでませんし、画用紙も痛めません。百円程
  • カッターナイフ: 百円ショップのものや、家にあるOLFA見たいなもので、鉛筆削りに使います。
  • フィキサーチーフ:鉛筆の定着させるスプレーです。 上手くなって、額縁にでも入れて部屋に飾りたい時など。
  • 画用紙: 少し厚めの紙を準備します。取り敢えず、M画用紙など。私はKENT紙が好きです。

たったこれだけ。。。もう、画家になる準備が出来ました。費用は数千円でしょうか。

モチーフ:取り敢えず、リンゴ、なす、玉ねぎ、バナナなど。 少し斜め上から、形を掴みやすい自然な角度で描きます。
描き終わったら、奥さんにあげて、夕食の材料かデザートにします。

デッサン教室・デッサン教本

デッサン教室に通えればベストです。 私の町では、産経リビング主催のデッサン教室があります。当然、その他、カルチャースクール等のクラスもありますので、時間を割いて行った方が良いでしょう。産経の場合は、10回のコースで、16,000円です。クラスは2時間程です。

デッサン教室のメリットは、先生の指導を受けれることはもちろんですが、他の生徒さんの作品を見て勉強出来ますし、友達も出来て励みになります。この方が継続しやすいでしょう。

どうしても時間がない人はデッサンの教本を是非購入しましょう。 図書館から借りてくれば費用もかからず済むのですが、返却の時期がありますので一冊でも買っても良いかと。。

私の蔵書には『スパーデッサン』『スパーデッサン入門』『デッサンの基本』などがありますが、基本的なものであれば何でもいいです。 取り敢えず、図書館から、スタートしてはいかがですか。

私のデッサン歴

デッサン教室には約2年間、毎土曜日に通いました。 今でも、鉛筆デッサンは好きな趣味です。今までに、沢山の作品を書いて来ましたが、私の作品の中でも、大好きなブロッコリーの作品を紹介します。

趣味に中でも、デッサンは費用はかかりませんし、作品も嵩張ることもなく、作品が部屋に溢れ返る事はありません。多趣味な私にとっては、ありがたい重要な事です。

作品 紹介 『ブロッコリー』

モチーフ用の材料を準備します。 写真からのデッサンも出来ますが、現物を目の前にセットしてのデッサンの方が力が付きます。

P1030035スーパーマーケット行ってデッサン用に形の良いブロッコリーを探しました。

以外にこの様な葉っぱの付いたものはありません。

アメリカ産などは、綺麗に葉っぱが取り除かれてます。これではモチーフとしてはおもしろくありません。

 

鉛筆デッサンの作品

制作時間は約2時間程で、一応の形状輪郭を描き上げました。 その後、ブロッコリーの実(?)の部分を少しづつ描き加えて行きました。

点描をするのではなく、小さな、粒の明暗を見ながら、描き加えて行きました。ブドウを書くときも、ブドウの粒の丸は描きません。粒の輪郭を描いて、明暗を入れていくとブドウの粒の集まり=房になります。

少々面倒臭いのですが、ブドウの房を描くように輪郭を、又、全体の調子を崩さないように、大きな部分の陰影を意識しながら描きました。

時間を掛けただけ、ブロッコリーの雰囲気が出てきたように思います。修正に掛けた時間は一時間程度と思いますが、自分の部屋に置いて、作品を見ているとあちこちに狂いが分かるのです。その都度、修正をして行きました。

似顔絵を描くコツを知ってますか、写真を逆さまにして、見たとおり描きます。目は鼻の上に、口は、目と目との幅の大きさなどの先入観を持って、描いたらダメです。 見たままにそれぞれの部品の位置関係、濃淡を見てそのまま描きます。

形のずれは、一方向から見るよりも斜め、縦、横など視点を変えながら見ると狂いが良く分かります。

もっとも大事な事ですが、いい加減な修正をすると、だんだんと悪くなって行きます。例えば、ブロッコリーの実の点々を、いい加減に点々と打って行くとこれで作品はおじゃんです。

ブロッコリー最終仕上げ

大きな修正点は、ブロッコリーの頭の部分(光が当たっている方向)が全体の調子から暗すぎたようです。練り消しで、相当薄くしました。 又、ブロッコリーの点々の明暗の部分の影の部分が暗すぎたようです。又、床に映る影をしっかり入れることで絵に強い、立体感が出て来ました。

P1030041

下のほうのブロッコリーの枝を切り落とした部分の立体感が出ていなかった為、この部分も修正を加えました。

ブロッコリーの枝があった部分が切り落とされ、その断面と残った枝が十分に表現されていませんでした。 もともとあった、枝や、ブロッコリーの形をしっかり頭に入れておれば、もっと生きた表現が出来たのかも知れません。

 

デッサンは、洞察力と観察力、その裏にある奥深いものが見えていないと生きた絵にはなりません。例えば、人間のデッサンをするときんは、その下にある、筋肉、骨格を意識して描くことが大事です。

本や先生のお言葉の受け売りですが。。。

まずは、リンゴを2時間ほどで描いてみましょう。 全体の輪郭と部品の位置関係をしっかりと意識しながら。リンゴは丸ではありません。丸と言う先入観を捨てましょう。

白いハンカチをデッサンすると、どう描きますか。。影を描きます。白は白ではありません。リンゴも光の方向を意識して、光るが当たるところは、明るく=白っぽく、影は暗くなります。又、全体の中で、最も明ると所、暗い所を意識すると、立体感がでます。

又、影もしっかりと描き込みます。もう一点、光には反射光というものがあって、下の台で光が反射されて、暗い部分にも明るいところが出て来ます。

実はリンゴは5角形です。 リンゴを真横に切ったら分かります。 光が当たる部分は、練り消しで、抜いてやると立体感がアップします。

もう一点、色がついていると濃淡が分かりません。ではどうする? デジカメで今描いている目線で写真をとり、印刷します。そして、濃度を薄くして、白黒のコピーを取ります。これで、濃淡が分かります。 一度やって下さい。

花や、生物は時間の経過と共に変化します。 デジカメで写真を取っておけば、タッチアップなどでモチーフの変化に影響なく、仕上げる事が出来ます。

多分、一朝一夕にはこれ位のレベルにはなりませんので、基本的な、丸、四角、立方体等から始めるがいいでしょう。


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