床の間の一輪挿し
アメリカでは余り一輪挿しと言うのを聞いた事がありません。
茶室の隅っこに、ぽつりとある一輪挿し、良いもんですね。
お茶の侘び、さびの世界にフィットしたあまり目立たない、焼き締めの花瓶があれば、良いですね。
シンプルな一輪挿しがほしかったので、作ってみました。 出来るだけ質素にと思ったのですが、結構花瓶が主張をしているように思えます。
半磁土、一輪挿し
先日の長皿を作った時の余り土で作って見ました。高さ150mm 直径50mm この時のテーマは、真っ直ぐな筒上げ、厚みを出来れだけ薄く、シンプルな仕上げを目指しました。 途中で、少し予定を変更して、この様な形にしました。 首の部分は、細い紐を積み上げて行っただけで、紐の痕を残すことにしました。黒化粧土で、刷毛目を付け、本焼きは石灰透明です。