化粧土流し花器 本焼き
作陶の紹介をして、ほぼ一カ月になり本焼きが完了しました。
出来栄えは、ほぼ想像通りで、見方によっては面白いし、一歩間違えれば、いい加減な作品です。
ギャラリー
ギャラリのフォーマットで写真を掲載します。
まとめ
写真を見ると結構迫力がありますね。 そこら辺にあった造花を入れて見ました。 置物としてはもう一つですね。
白、黒、緑の化粧土を流し掛けしたんですが、最初の白でとっても良かったのに、黒を足してもう一つ、緑も次いでに。。。ここらへんでやけっぱち。。。崖を流れ落ちる水と、岩に生えたコケにも見えん事ないですね。
釉薬は石灰透明です。 釉薬なしで、焼き締めをしてみようと思ったのですが、赤土は白っぽくなりますが、白化粧土の焼き締めなど見た事もありませんので、リスクを負わない石灰透明で仕上げました。
^^^^^^^^^^^^^以下 6月12日のブログ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
紐作り筒上げ技法の基準
電動ろくろも、紐作りも作品作りの基本に筒上げがあります。 色んな作品やブログ記事で紐作りのやり方の動画を作って見ました。
今週の楽寿荘陶芸教室で、こんな花器を作って見ました。 作陶は手回しのろくろの紐作りです。 この様な花器でも作り方は筒上げです。 まず真っ直ぐな筒を作り、そこから、形状を変化させて作品を作り上げて行きます。
筒上げが出来れば、湯のみから、大きな花瓶まで自由自在です。 ポイントは、積み上げていく順番と土の締め方です。これが出来れば、綺麗な作品が出来る事間違いありません。
紐作りの基本手順
動画を見る前に、手順のおさらいとポイント:
- 底: 高台の形状で厚みを変える。 平坦で丸い底を作る
- 一段目が最も大事、紐を載せて、打ちは、紐を潰すように、上から下へ、外は下から上へ。
- 小手で、内側外側を均す。 均したら、又、小手で、内外を均します
- 掻きべらで底を丸くしておきます。これが筒上げの基準になります
- 2段目の紐を積み増す。 右手親指で、内側に土を伸ばすように、そして、外側の継ぎ目を、指や小手で土を上から下へ、下げるようにして、継ぎ目をなくします
- 両手で挟みながら、そして、左右の手を寄せるようにして、一点で、締めて均一な厚みにして行きます。
- 小手で、内側の継ぎ目の部分を綺麗に仕上げると共に、芯を出して行きます。終わったら、外側を
- 小手の作業で、土が横(外)へ伸びますので、両手でもう一度締めて寄せてやります。 まっすぐに。
- そして、内、外を小手でスムーズに真っ直ぐに仕上げて行きます
- 必要であれば、手でもう一回締めてやります。 この時点では、まっすぐに立ち上がっていないといけません
- 後は、この作業の繰り返しだけです。
- 3段目位になれば、底の部分も綺麗に成形しておきましょう。 指や道具が届きにくくなります
- この寄せの作業をして行けば、横に広がった、ぶよぶよの芯のない作品には絶対になりません。土は均一に上に上に伸びて行きます
- 上が余り、歪になると、芯を出す感覚がなくなるかも知れません。その際は、弓でトップをカットして、軽く、なめし皮で締めて上げて下さい。
こんな感じで、両手で挟み締めて、そして親指同士を合わせて行く感じです。
これだけ、頭に入れて動画を見て戴ければ、貴方はもう上級者ですね。。。
Youtube動画
少し長めの動画です。 要領が分かった方は、ベートーベン シンフォニー 9番でも聞いて下さい。 動画と音楽があってませんが、著作権フリーで、これだけ長い音楽は他には見当たりません。
仕上げ
途中で電池がなくなりました。 仕上げは、上部の間淵を木小手で少しずつ広げて、弓でカットしました。
全体、均一な薄い仕上がりですので、削りの作業は無しです。 底は、手で押し込み、碁け底にしました。
その後、スポイトで、白の化粧土を掛け流し。。(垂らし?)、良い感じでした。 ついでに、黒化粧土、ちょっときつ過ぎた。。この際、緑ともも色もおまけに。。。
又、やっちゃいましたね。。果たしてどんな作品になるでしょうか? 不安と期待で、微妙。。。
今晩はノーマンさん いつも陶芸の作品を見せて貰ってます。
ユーカリではいつもお世話になってます。
入梅や日がな1日牌を混ぜ
オカリナの音も湿りし梅の雨
お粗末でした。
yokkoさん
いつも有難うございます。 雲皿を掲載しましょうか。 写真と寸借を付けて norman.tomita@gmail.comに送っていただければ、こちらで、アップします。
先日の飛びカンナやり直した方が良かったかもね。。。次回もっと良い物を作りましょう。
良い俳句ですね。 音楽はその人の気持ちがよく現れますね、私もギターを弾いていて、リズムにのって来ると自分でもすごいなと思うんですが、気分不快だと、音もイライラ。。。
何の牌か分かりませんが、句は”才能あり”と言う事で。。。
飛びカンナと墨流しの技法を見たくて動画を拝見しました。とにかく面白かったーというのが実感です。赤道直下の島に暮らして13年。もう10年あまり仲間と陶芸を楽しんでいます。神戸での長い会社勤務を終り、数年間陶芸教室に通い一応の技法は習得しました。夫とこの地に来て、さぁ、これからーという時、道具や材料がそろっている私のところへ「一緒にやらせて」と在住日本人が数人やってきて今に至っています。その頃はまだまだビギナーの私は、止む無く人様のお世話をすることに忙殺され自分の精進は後回しーという体たらくでした。お稽古の人たちは頻繁に入れ替わりましたが、今やっと、最初からのメンバーに落ち着き、これからは自分が楽しめる作陶をしたいと思っているところです。来月日本にしばらく帰ります。初めて勉強した教室へは2,3回通う予定ですが、機会があればお会い出来たらうれしいです。
スラマ・パッギー!!
バリ島の陶芸家の方から、メールを頂くとは”ビックラポン”です。定年後をバリ島でですか、素晴らしいですね。おまけに自分の工房をお持ちとは、うらやましい限りです。 飛びカンナの動画、ハチャメチャの厚顔無恥と言うか、実にいい加減なものです。定年後、職にも就かず毎日遊び呆けている、役だ立つの人間ですが、定年後に始めた陶芸にすっかりはまってしまって、今でも、陶芸教室に二つも通い、自宅には電動ろくろも置いて、雨が降れば、狭いベランダで作陶してます。
光森さん見たいに工房を持つところまでは行ってません。 あくまでもこれは趣味の一つで、後は、ゴルフ、絵画、音楽など多岐に亘る趣味に残った人生を無駄に生きているだけです。
私は枚方市に在住しております。 お会いしてしてこちらから何かをお伝えするよりは、光森さんの様な色々な体験をされている陶芸の先輩から、お教えをいただく事の方が多いと思います。 つまり、素人の私からは多分何も得るものはないでしょう。
折角の機会ですので、光森様の作品などをシェア―していただければ、こちらの陶芸仲間の励みにもなると思います。 ブログかホームページはお持ちでしょうか? もし、まだであれば、私のブログに光森さんギャラリーを作って、インドネシアの作品をアップしませんか?
これを機会にインドネシアと日本を陶芸の橋で繋いだら面白いと思います。
直接に作品をアップするようには設定しておりませんので、当方のgmailまで、作品写真と簡単な作品記事を書いて送っていただければ、こちらでアレンジしてアップします。 先程のメールも当方に着信しております。ところで、光森さんの名前が実名になっておりますが、このままで宜しいでしょうか? こちらは構いませんが、念の為に確認させていただきます。メールアドレスは公開されません。
念の為、gmailでも返信しておきます。 スラマッジャラン !!