一週間の休みは挟んで、今週は久々に南部の陶芸教室です。 今週は教室前半に制作した作品の釉掛けです。
自分の作品の素焼きを見るのも面白いですが、それ以上に、陶芸仲間の作品を見るのはそれ以上に興味があります。
この教室の生徒さん、それそれ経験も豊かで、陶芸のレベルも高いので勉強になります。
教室前半の作品
前半、筒上げ花器、スープ皿 2点、フルーツボールの作品を作成しました。もう一点、灯りを制作してますが、素焼きがまだ終わってません。と言う事でこの4点の釉掛けです
釉掛け作品
またまた、写真を取り忘れてしましました。 3種類の作品ともに良い出来に素焼きが終わっています。
筒上げの花器は、黒化粧土に白の化粧土が流れ、真っ白なユリを思わせるような文様が出てます。ーーーこの作品は、上部の蓋と、その上の首の部分が外れるようにしているのですが、そのまま焼き上げて、釉薬でくっつける事にしました。 釉薬は3号石灰透明釉です。ですから、このままの文様がもっとコントラストが付いた状態で焼き上がると思います。
スープ皿は、表の墨流しが綺麗です。 又、それ以上に裏側の飛びカンナの文様が綺麗です。 特に高台内のきめ細かい飛びの文様が最高です。 お皿のサイズは思ったよりも小さく仕上がっており、3号石灰透明釉で仕上がったお皿は良い作品になりそうです。 後は焼き上がりで、余り変形しないのを祈るばかり。。。
最後の作品のフルーツボールですが、写真の通り、印花を内部と外に施してます。 昨年の作品は、施釉で内部に釉薬が厚く掛かり過ぎましたので、今回は外は、柄杓の流し掛けで、普通の厚さに、内部は霧吹きで軽く。。。又、縁の部分は鬼板で皮クジラにしました。 これもいい雰囲気の作品になる気配があります。
裏側に掛けた3号石灰透明釉が、ポンスで空けた穴から、漏れてますが、このままにして霧吹きしました。 左上の状態です。
南部陶芸教室仲間、柴犬ゆうたさんからのコメント
今晩はノーマンさん。本日釉薬を掛けて来ました。掛け終わった後で我々は窯出しの手伝いをしました。そうしたら教室では、「わあ~きや~凄い○○さんも来て」と呼ばれ行ってみるとスープカップが2ツこれ凄いでしょう見てみて、私は直ぐに誰の作品か解りました。先生がいらっして技法を説明されてました。私はもうノーマン氏のブログで勉強していたのであまりびっくり感はありませんでした。しかし凄いノーマン氏の作品でした。
こんなに褒められると恥ずかしいですが、こんな技法もあるんだと思って頂ければ、陶芸馬鹿冥利につきると言うものです。
墨流しと飛びカンナのやり方
この技法は、基本的なやり方を覚えて、少しの経験を積めば、それ程、難しくはありません。興味のある方は、下記のブログを読んでください。又、Youtubeにもアップしてありますので、見て下さい。 文書より、動画の方が分かりやすいでしょう。
ブログ: 墨流し・飛びカンナ技法
Youtube:墨流し、飛びカンナ技法電動ろくろを使ってますが、手回しろくろでも、問題がなく出来ます。 動画の質(内容)は余り良くありませんので、その内にやり直しをしたいと思います。
Youtubeにはその他、ゴルフ、陶芸、旅行などの動画が沢山アップしてあります。
今晩はノーマンさん
スープ皿の、墨流しも細かい文様がきれいですが、高台の所の、きめ細かい飛びカンナが見事でした。
いろいろな技法を、
直に見せて貰って、とても楽しいです。
みんな、飛びカンナに興味津々ですよ。
コメント有難うございます。
その内、時間を見て、飛びカンナの練習をしましょう。 やはり、丸い均一な作品に仕上げる事が大事です。
その次は、カンナのあて方。後は慣れですね。 Youtubeももう少し見易いようにしましょう。(その内に)
来週のたたら作り、デーマに困ってます。 雲皿だけでは時間を持て余してしまいます。 困ったな!!!!
私も、雲皿を作ろうかとか、思ってたんです。
でもおっしゃるとおり、時間が余りすぎるので、
この際、リクエスト?の多い
お雛様を作ろうかなとも、ちらっと考えてる、今日この頃です。
お雛様。。それ良いですね。 作り方教えてください。 でも、2日も有りますしね。お雛様と雲皿はいかがですか、雲皿は、お雛様の土台に位置付けたら、個数制限もクリアできるかも。。
私は、上の写真の曲がり花瓶をもう一度つくるか、変わった形のオリジナルな花瓶をつくるか迷ってます。
曲がり壺は、技術的にも少し難しくて、時間の制約がありますので、かなり、時間配分の難しい作品になります。
この作品はほしいと言う人が沢山いますので、作ってもいいかなと思います。 特に、波打ちのカットの部分が、土の厚みと、カットワイヤーの太さで難しいです。
もう少し考えて見ます。 (曲がり壺の写真貼付しておきます)