蓋物 本焼き完了


2週間前、紹介した釉掛け作品の本焼きが完了しました。 さてどうだったか。

前回ブログ 釉掛

CIMG2484真中の小物の蓋物は、半磁土で作った器です。 変形もなく仕上がってました。
釉薬を何にするか悩んだんですが、青磁、天目、あけび、乳白の釉薬を掛けて見ました。 まん丸に品の良い出来です。 ちょっと心配があるのですが、蓋の部分は融着しないように蓋と本体の勘合部に撥水剤を塗って、釉薬が載らないようにしたのですが、蓋受けが広い作品もあり、融着しないか少し心配です。

本焼き完了作品

CIMG2511ゴルフサイズの4点の蓋ものです。 面白半分の作品ですが、バランスの良い、軽い、又、蓋の勘合の良い作品を目指して作りました。 大きさは、ゴルフボールを入れて撮影しましたので参考にしてください。

青磁

4種の内、最も気に入った作品です。
サイズ: 40(本体高さ) x 50mm(直径)
重量: 110グラム
釉薬: 青磁 (半磁土と青磁の愛称は取っても良く仕上がります) 青磁は少し厚めに掛けましょう。
蓋と本体の勘合もぴったり、紐編み状に作った取っ手も良い感じで仕上がりました。

乳白

釉掛けの時のブログで石灰透明と書きましたが、乳白の間違いでした。乳白は以前縮みがでましたので、余り使わない釉薬ですが、仕上りはまずまずです。 内部に少し縮みがありますが、大丈夫です。
重量は122グラム、
CIMG2513この作品は、上記の政治のものより、ひと回り大きくなりますが、全体的な、白の基調と、胴体の膨らみのフォルムが好きです。上の青磁の作品は胴体の中心から、広がってますが、この作品は、下の部分の膨らみが少し大きくなってます。

 

CIMG2514写真撮影が斜め前からになってて分かりにくいですが、取っ手が上方に突き出てますので、胴体との膨らみで良いバランスに仕上がっているように思います。 これは意図したものではなく、偶然ですが、陶芸って偶然でも良い結果が出る事があります。

天目、白萩流し

少し、デザインが変わって、本体の高さが、50mmになり、少し、高くなります。
写真では、白萩の流れが良く分かりませんが、良い感じで流れてます。

天目釉薬の載りも良く、殆ど釉薬の掛けむらがありません。 天目の蓋物での難点は、蓋の勘合の部分に釉薬を掛けませんので、どうしても、その部分の下地の白が目立って邪魔になります。 皮クジラを施せば、少しは落ち着くと思います。次回やって見ましょう。

あけび

あけびの釉薬をかけて見ました。 重量は115グラムです。
一番気に入っていた作品だったのですが、ちょっと失敗しました。
本焼きの時に、蓋は付けたまま焼きます。融着しないように蓋と本体の接触しそうな部分には釉薬を塗りません。
撥水剤を塗って、釉薬が載らないようにします。 この作品もずぶ掛けをして、蓋と蓋受けの部分は入念に仕上げました。 でも、結果は見事融着してしまいました。

普通であれば、水が入ったバケツに作品を入れて、高台の部分を木槌で軽く叩いてやれば、パカッと外れてくれるのですが、今回だけはだめでした。 仕方ないので、蓋を叩いたら、見事パキッと蓋が割れました。 あちゃ~
CIMG2518残った部分をカンナをこてにして外したら、簡単にはずれました。 良く見ると、ほんの少しガラス成分が蓋と本体の間についていて、少し、融着がありました。 蓋上の中央から、横へ流れたようです。 写真で見ても、蓋のエッジまで流れて溜った跡が分かります。

あけび釉がこれほど、流れ易いとは知りませんでした。軽く、薄く掛けたのに

今は、陶器用瞬間接着剤で、貼りつけてあります。 綺麗に2mm程の所で割れてましたので、接着したところは、分からない程です。
CIMG2519少しだけ、本体の蓋受けの回りに変形が見られます。 又、蓋との勘合が余りにもきっちりし過ぎています。 流れら、微量の釉薬がこの隙間に流れこんだ様です。

融着した蓋を外す方法に、作品を水に入れて熱湯で熱し、冷たい水に放り込んでやる方法もあります。 急激な熱歪の為に融着したガラス成分割れるて外れると言う寸法です。

この作品ほどの薄皮一枚の融着であれば、この方法が良かったかと反省しきりです。

あけびの釉薬の色が少し茶色に見えますが、もう少し、実物は黄色味を帯びてます。

融着を上手く外す方法をご存じの方は、是非ご教授お願いします。 コメント欄への記載をお願いします。 又、 作品へのアドバイス、ヒントなどもお持ちしております。

それにしても、この蓋物何に使おうかな???


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