陶芸作品ギャラリー動画 Youtube  レース文様 黒化粧転写を失敗しないヒント


ブログ上では、作品は良く見ていただいていると思いますが、やはり動画のほうが分かり易いと思います。

このブログや、Youtubeのファンの方から、レース文様の化粧土が上手く行かなかったとの連絡がありました。 以下の回答皆さんも参考になるかもしれませんので掲載しますね。

細部まで綺麗
細部まで綺麗

黒化粧土の文様が出なかったのには、次の様な原因があると思います。

レースの下に黒化粧土が入り込んだのなら、
①化粧土が緩る過ぎたか、
②化粧土を塗る時、刷毛でレースが動いたか
③レースと化粧土の密着が足りなかったのか、

のどれかではないですか。。たたらを作って、軽く麺棒で押さえてやります。(ビデオでは、ゴムベラで押さえてますけど) そして、化粧土(マヨネーズくらいの硬さ)を刷毛で上から置いていくように塗ります。横に動かしたら、だめです。

しばらく置いて、表面の水分がなくなって光沢が見えなくなったら、隅の方から、レースを外し、蚊帳目が見えるか見て もし、蚊帳目(レース目)が綺麗に出てなかったら、剥がしてはだめです。 雲皿を作ってみたらどうですか、お皿を成型してから、蚊帳目をつけようとすると、なれないと難しいかも。。。

ノーマンさん おはようございます

失敗の原因が分かりました。黒化粧が薄いというかユルかったみたいです。マヨネーズ状ぐらいが必要なんですね。 ノーマンさんのヒントの通りにやってみます♪

やはりそうですか。 得意の雲皿でやったらどうでしょう。 小さくてもいいから。 たたら粘土を作り、(たたら板持ってますか? 5mm位の代用品でもいいです。麺棒はあるでしょう。) たたらが出来たら、レースを載せて麺棒で軽く押さえる。 そうすると、レースが形が粘土に写ってます。

剥がすという意味ではなく。密着させるという意味ですよ。 マヨネーズの硬さくらいの黒化粧土を刷毛で、全体においていきます。一度で塗るのではなく、一回、マヨネーズ(黒化粧土のこと)をふせて、そして、少し乾かし、2、3回ぬったら十分です。 一回目でずれてなくて、表面が乾いたら、もう大丈夫。

後は、1時間くらい放置するか、ドライヤーで表面を光沢がなくなる程度に乾かし。。手で触ってべたつかなくなったら、端の方を少しめっくって、文様が出るか見ます。 その際、見れば、化粧土がある程度、乾いているかどうかの判断は出来ると思います。 頃合を見て、ゆっくり文様を潰さないように剥がしてください。

黒化粧土の濃度を調整する方法ですが、化粧土は良くかき混ぜないと下の方に沈殿してますね。特に新品は薄い。 これを利用します。

上澄みを別の容器(クリーンなもの。。又、¥戻して使います)に移して下に沈殿しているものを、又、別の容器に取ります。これは濃いはずです。 終わったら、残りの、化粧土や、上澄みを元に戻します。

Just Hint!

白粘土でも、最初は黒いですから、乾燥が進むにつれて、白粘土はだんだん白くなっていきます。又、黒化粧土は本焼きで真っ黒になりますから、案外、成功しているのかもよ?


水溶(液状) 陶芸粘土の再生方法 Youtube動画


陶芸には、粘土の再生は不可欠ですね。 先日のブログで紹介したようなビニール袋に削りかすなどを入れて、スプレイしておけば余り手を汚すことなく出来るのですが、電動轆轤をやっていると、ドベもそして手桶には良質の粘土が溜まってきます。

cimg3521

そして、乾燥の段階でひび割れたり、気に入らないので壊してしまったりと、その時はハンマーなどで粉々にして、水桶に入れて解けるのを待ちます。 水に放り込んでいても、芯まで解けるのは相当の時間がかかります。

この液体上の粘土を再生するのは結構大変で、夏場であれば、早く水が蒸発してくれるのですが、適度な硬さになるのを持つのは結構大変です。 そこで、石膏板と新聞紙を使って水を吸い取らせてやります。

cimg3522

この方法であれば、余り手や周りを汚すことなく、早く再生出来ます。 動画でやり方をお見せします。

相変わらず、動画のテロップに誤字が多いですけど。。ご勘弁の程。。。新聞を引く(誤)→新聞を敷く(正)これって関西弁”新聞をひく”って言いませんかね?

やはり、石膏板がキーですよ。 容器に石膏液を流し込めば、30分で出来ますよ。。その内、Youtubeにアップしてもいいですが余りにも簡単。。。鋳込みの型をつくってもいいですけど。。できるかどうかは別として。。陶芸で極めたい項目に、鋳込みと下絵付け(染付け、鉄絵)などがあります。 鋳込みは同じものを沢山作りたい時の技法ですので、必要性は低いと思ってます。


ステンレス製 削りカンナ & 飛びかんなの自作


陶芸の楽しみ方の一つに、自分の道具を作ったり、百円ショップなどで、いろいろな陶芸に使えそうなものを探して来たりすることがありますね。
今日はステンレス製のカンナの自作をして見ました。

材料・準備物

  • ステンレス平板 10mm(15mm位でも Youtube 20mmは間違いです)幅 X 2mm厚み 長さは1メートルあれば、20cmのカンナが5本出来ます。 コーナンで280円ほど
  • ヤスリ: 荒目 細め 各一本 刃を削ります
  • 金鋸: ステンレスの切断用に使います。 鉄のものでも良いかと思いますが、傷を付けてペンチ2本で挟んで折り曲げて、切ります
  • ペンチ: 曲げように使います。
  • 紙やすり・包丁研ぎ石: あれば、刃の仕上げが綺麗に出来ます。 なかったら、不要です。

女性の方で、この様な作業が苦手な方は、ご主人にお願いするのも一つでしょう。 自作をされる場合は、怪我がないように、必要な保護をして下さい。(ゴーグルとか、特にグラインダーは危険です)

作業の流れ:

  • ステンレス板を20cmに切ります
  • 自分の好きな、刃の形状をマジックで描きます
  • 刃の部分のところを、90度に曲げます
  • グラインダーやルーターがあれば下書きをしたラインを基に、刃を削ります。 なければ、ヤスリで
  • 刃は30度位の角度で
  • 仕上げは、細目のヤスリや、包丁研ぎで。。
  • 完璧を求めるのであれば、包丁研ぎで、包丁を研ぐように削ってもいいでしょう。。

これで完成です。 粘土の削りですから、余り神経質になる必要はありません。

Youtube動画

Youtubeに動画をアップしましたので、見て下さい。 ”百聞は一見にしかず” 簡単な作業です。

このカンナは、少し固めに乾いた粘土で使います。 柔らかい時は掻きベラで、削りが終わると、乾燥は進みますので”飛びカンナ”の掛け時です。このカンナで十分飛んでくれます。 刃の切れ具合は使って見て、ヤスリなどで、調整をすれば良いでしょう。 切れ味が落ちた時も同様です。


飛びカンナ文様 小皿の制作


本焼き作品

こんなに綺麗な作品になりました。 途中ではいろいろと失敗はありますけど。。その話をしましょう。

失敗 1: 釉薬 当初の予定は、織部と黄瀬戸の予定だったんですが、話をしながら、施釉をしていたら、イラボの半掛けをしてしまいました。 結果オーライといった感じで、イラボも悪くありません。

失敗 2: 施釉の順番が、織部の半掛けをして、イラボを掛けましたが、イラボ、織部の方が掛け分けがスパッと綺麗になったでしょう。 でも、イラボに織部の掛かった部分も悪くはありませんね。

失敗 3: 掛け分けは良かったのですが、1:2のほうが良かったかなと思ってます。 織部 1、イラボ 2

失敗 4: タンパンが間に合いませんでした。 タンパンと黄瀬戸を考えていたのですが。

作品概要: 直径160mm 高さ15mm 厚み 3mm 重さ240㌘

      釉薬:織部、イラボ

コメント:
飛びカンナの文様が、両面ともに綺麗な作品です。 飛びカンナについて、『素地に飛びカンナをかけると失敗はありません。』 言ったのは、こういうことです。特に、織部や、飴釉などは綺麗に出ます。 (飛びカンナに興味がある方は、上のメニューから、飛びかんなをクリックしてください。 詳細な説明や、Youtubeの動画のリンクなどもあります。)

 口縁の部分に少し歪みが出てますが、厚みが3mmほどですので、こんなもんでしょう。

“飛びカンナ文様 小皿の制作” の続きを読む


花弁皿、ぐい呑み 湿台と超鋼刃による削り Youtube 本焼き追記 11月23日


今週は、小物4点を作って見ました。 花弁皿 3点とぐい呑み1点です。
本焼きが出来上がりましたので、作品の写真をアップします(更新 11月23日)

小物花弁皿

この作品のテーマは軽く、薄い作品を目指しました。 出来上がりを100グラム以下にしたい。 厚みは3mm程度に。。電動轆轤での作陶ですのである程度は薄く作れるのですが、余り薄すぎると切り離すときにどうしても変形してしまいます。 変形を防ぐには、ある程度高台部に土を残して仕上げ、後は削りで仕上げる必要があります。


本焼きです。
作品概要: 辺 70~80mm 高さ25~30mm 重さ:70~90㌘ 釉薬:黄瀬戸
黄瀬戸の淡い色合いが良い作品です。 3点共に似たようで似てない作品に仕上がってます。

“花弁皿、ぐい呑み 湿台と超鋼刃による削り Youtube 本焼き追記 11月23日” の続きを読む