絵付け湯のみ 4点の本焼き完了と評価 陶芸人生の分かれ道 どの道を進む 絵付けの基礎 西郷窯編


本焼き作品 湯のみ 4点

今日は、この12月6日のブログに掲載した絵付けの作品4点が上がって来ました。
いかにも、手書きの作品と言う感じですが、骨描き、だみ、そして、轆轤を回して書いた線の濃淡は申し分ないように思います。

楽寿荘の陶芸教室に来ていた生徒さんにお見せしたところ、”これ売れるね”とか、”これで、焼酎を飲めば上手いよ”などの結構いい評価でしたよ。

私自信も、今まで絵付けをしてきた中での最高の出来で、十分人様に差し上げるに値する作品の出来だと思います。 単に絵付けではなく、全体の作陶の出来も上手く行っており、自信が持てる作品です。

でも、所詮、素人の初心者の絵付けですので、そのレベルでレベルが高いと言うだけで、まだまだ、課題は沢山あります。

呉須は新呉須で、ブルーの色合いが鮮やかです。 釉薬は3号石灰透明釉を全ての作品に使ってます。 唐津もいいのですが、少し、色味が茶色になること、唐津は貫入(細かな、釉薬のひび割れ)が出ますので、貫入の部分が、黒ずんできます。 これを好きな人も居ますが、湯のみには余り好きではありません。

染付けの基本を先日アップしております。 染付けに興味がある方は、この記事を読んでいただければ、誰でも、これ位の絵付けは十分出来ると思います。 後は費用を余り掛けず、最低の道具は準備して下さい。 それだけで、あなたの陶芸が又、数段アップするのは、保障します。

染付け ズームアップ

だみ筆は、今のものは千円位のものですが、だみの途中で、毛が良く抜けます。 もう少し質のいいものが必要なのでしょうか? やはり、だみは難しい。 この筆跡は、2度塗りをする事で目立たなく出来るそうです。 でも2度塗りをすると、濃さが濃くなる分どんなもんでしょう。 一度、絵付けの先生に見てもらって評価をしたいのですが、残念ながら、それを出来る人が周りに居ません。 今後の課題です。

以下12月6日のブログ

今日は、西郷窯で陶芸の日です。 そして、瑞光窯の方向づけをする日です。 この陶芸教室は、大阪の交野市にある教室。 月2回で、授業料が5500円、各二時間で、土代は別途1kg千円です。

個人クラスですので、これ位のコストはかかります。 その代わりに何でも希望によって教えてくれます。

今日の私の課題は:

  • 絵付けの基本を教えてもらう
  • 電動轆轤での30cmの筒上げ。。前回のおさらいです。
  • 瑞光窯の方向付け

絵付け、染付けの基本

本を見て、呉須を使った下絵付け(染めつけ)と言うのは、何回もやっているのでですが、旨く出来ません。下絵付けは、素焼きが終わった作品に絵付けをすることを言います。 そして、釉薬を掛けて1260度位で本焼きをするのですが、この温度に耐えうる絵の具は、昔は、呉須(青とか、黒色)と鬼板(赤色)などしかなかったんですね。 素焼きの肌に、絵を描くと、水分をさっと吸い込んでしまいますので、なかなか旨く書けません。 又、重ね塗りをすると、そこで斑がでます。兎に角難しい。 油絵や、紙に描く、絵画とは、全くの異質のものです。 今日は呉須で描く、染め付けの技法の基礎です。

呉須の溶き方

呉須は粉末タイプとチューブに入った練りタイプがありますが、ここでは、粉末タイプの例です。

    • 呉須の溶く方法は大きくは二つ。 有田では、陶器のお茶碗、一般的には乳鉢と乳棒で、そして更にきめ細かい、下絵の具にするには、ガラス板と角乳棒が必要です。
    • 呉須を溶くのは、水ではなく、濃く煮出したお茶を使います。 本当は、濃く煮出しお茶をガラスの器などに入れて熟成したのもがいいようですが、お茶のタンニン酸と呉須に含まれれている、鉄分が結びついて、タンニン酸鉄と言う物質が出来八色を浴するそうです
    • 現代の呉須は、科学的に調合されており、発色はさほど変りはないようですが、この方が粘りが出て描き易いそうです
    • 次のもっとも重要なとき方のポイント。。。。瑞光窯の呉須は、一日8時間、一週間機械で擦るそうですよ。最初、擦り始めると、粉末の粒を感じます。 その内に、トロっとした感じになって来ます。。まず、これが大事で、特にだみのグラデーションの質の良し悪しがでるそうです。
    • 摺り終えたら、3種類の濃さに小皿などに移して、お茶を足して、濃さの調整をします。 骨描き(コツガキ)用とだみ用です(だみは、濃淡の2種類)。

cimg3566この作品は西郷先生が、京都伝統芸術大学で作られた染付けの作品です。。。。凄いですね。。

濃い線の部分が、コツガキ、線の間の部分がだみです。 ご自宅の染め付けの陶器があれば、骨描きとだみの違いが分かると思います。

この作品は磁器ですから、ベースの白も綺麗です。 骨描きの部分もそして、筆跡が出易い部分にも斑がありません。

  • 面相筆・・・骨描き用。。
  • だみ筆・・・陶芸用に売られてます。 非常に高くて、いいもものは5000円程度します。 先生から、いいものを一本買うように言われてますが、5000円は高い。 一応、大、中の2種類はもってます
  • 付立(つけたて)筆・・・骨描きなしで、描くとき(沈骨描法)この筆で、彩色筆とも言われるそうです

下手な私ですが、10本ほどのいろいろな筆を持ってます。・・・いつこんなに買ったんだろうと言う感じ、 柳筆なるものも持ってますが、宝の持ち腐れ。。。

染めつけの練習 骨描き

    • 練習は、素焼きで、骨書きの直線の練習をします。 又、呉須の濃度の調整には、素焼きの破片などで、実際に書いてみて濃さを判断するそうです。兎に角、沢山、直線を描いて、まっすぐにそして、かすれや、もたつきが無いように練習します
    • 薄すぎても、濃すぎて、線がかすれて、濃すぎて、筆が引っかかってもだめだそうです。かすれには二つの理由があって、濃すぎたり、描くスピードが遅すぎて、呉須が素焼きに吸い取られたりするそうで、勢いの良い線を引くように言われてます。 定規を使って引くと、固い作品になるそうですよ

だみの練習

  • 骨描きがある程度できたら、だみの練習です。この練習の為にには市松模様を練習すれば良いそうです。
  • 市松を描くには、轆轤に載せて水平線、そして、骨描きで、縦線で、四角の枡を作ります。そして一つ置きにだみをして行きます。 これが本当に難しい。。
  • 筆先の毛をスポイトの様に使うのがポイントのようです。。。最初はこれが結構か怖いんです。。穂先は薄目の呉須をたっぷり含ませて。。含んだ呉須を塗りたい所に垂らして、そこに溜まった呉須を筆先と作品を傾けながら引っ張って伸ばしていきます。 たぶん、Youtubeなんかでみた事があると思いますが、筆の毛の根元の部分を指で絞ってますね。。引っ張って、最後にには、溜まった呉須を筆に逆に吸い込ませます。
  • 筆先を下げると垂れ、吸い込ませるときは、筆を寝かせると余分な呉須が、毛に吸い込まれます

本日の作品

自宅に帰り、湯のみ4点の絵付けをしました。 初心者の絵付け見て下さい。 百均に行って、絵付けの練習になりそうな陶器を買って来て、それを見ながらやって見ました。 初心者の域ですが、少し、上達したかなと思います。 粘土は信楽の白並漉し。 呉須、粉末青新呉須。 筆:面相、付立て、だみ筆


とくにだみの、呉須をたっぷり筆に含ませることが出来てません。 又、呉須をひっぱる時に呉須がたっぷり垂らしてないため、筆で、作品の表面を触って、その筆跡が出てます。

今回は4点の湯のみですが、最後のほうが、たっぷり付ける要領が分かって来てだみが綺麗です。 どの本を見てもたっぷりつけなさいと書いてあるのが、やはり、やらないとわからない部分ですね。そして、呉須のすり方が不十分なんでしょう。 少し、粒粒を感じます。

やはり、角乳棒が必要です。 塗る時は、ガラスに置いた呉須はすぐに乾き、濃くなりますので、常に角乳棒で、摺りながら、濃さを一定にしながら描く必要があります。 ここらの違いが出来の違いに直結しているのではないかと、瑞光窯を見学して、又、西郷先生の指導を聞きながら思って感想です。。そして、一に練習、二に練習。。経験を踏めば、確実によくなるはずです。

電動轆轤 筒上げ

今日は、絵付けで一時間ほどの時間を潰しましたので、こちらは気持ちが入っていなかったように思います。土3kgを半分にして1.5kgの筒上げを2本やりました。 残念ながら、25cm位しかあがりませんでした。 30分ほどで、2本も上げれるのですから、これも、先が見えてきました。 上げてみて、半分に縦に切ります。 やはりそこの部分が15mmくらいの厚さがあります。左手の親指と人差し指で作った丸と、内側の右手の中指で挟んだ土を徐々に持ち上げていくのですが、せっかく持ち上げて来た粘土を逃がしてしまいます。 ここだけです、辛抱してこれを逃がさないようにすれば、27cm以上は上がるようになります。

明日にでも自宅でやれば、間違いなく出来ると思います。

瑞光窯 陶芸スクール

西郷先生と相談し、3ヶ月の陶芸スクールへ行こうと思います。 週三回、月、火、水の通学は大変ですが、今までの私の経験では、迷うならやってしまうこと。。何とかなるさ。。電動轆轤と絵付けを中心に教わろうと思います。 If I have a choice…最近は清水焼の絵付けは余り人気がないと聞いていますが、上絵付けも陶芸を始めたなら、是非、やってみたい技術です。 これをやろうとしたら、やはり、瑞光窯へ行く必要がありますし、一番のメリットは、本物の職人さんが作るプロの作品に触れることが出来るからです。

何かを上手くなるには、本物に触れ、違いを身で感じることが最良の方法であると思います。迷えるおじさんの決断でした。
その内にこんな作品が出来ましたとブログに載せれることを期待して。。

皆さんにはいろいろなご意見をいただき来ました。。ありがとうございました。


陶芸の下絵付け(染付け)の道具と基本テクニック Youtube動画追加 12月26日


下絵付けとは

下絵付けは、絵付けの中でも陶芸の代表的な装飾の一つです。 素焼に絵付けをして、釉薬を掛けて本焼きをする方法で、釉薬の下に施された絵や文様であるため、絵柄が釉薬の層の下に書かれたものを総称して下絵付けと言われます。

一方、もう一つの絵付けの技法が、上絵付けで、釉薬を掛けて本焼きされた上に上絵用の絵の具で絵付けがされます。赤絵や色絵などが上絵付けで、上絵付けは、800℃で焼成されますので、低音特有の発色の良さが特徴になります。

上絵付けは、本焼きをして絵付けをして、再度焼成が必要となりますので、一般の陶芸教室などでは上絵付けは出来ないケースがほとんどと思います。それと、上絵付け絵の具は湿度を嫌いますので、窯の空焚きや、上絵付け専用窯が必要になります。

焼成温度は、本焼きで、1260~1300℃ 上絵付けは800度位で焼成されます。

下絵付けは、釉薬を掛けたり、高温で焼成がされますので、色が変ったり、変化をします。 ですから、下絵の具の代表的な絵の具としては、呉須と弁柄・鬼板などが古来から使われてきました。 前者を染付け、後者が鉄絵といわれます。今は、下絵の具は科学的に顔料を使って、配合されたものも販売されており、沢山の色が使えるようになってます。

染付けとは

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百円ショップで購入した磁器 絵柄や、線・だみの濃淡の参考 多分、大量生産で印刷されたのもでしょうが、実物は参考になります

ご家庭にある茶碗など、青で絵が描かれた陶器や磁器があると思いますが、これが染付けされた器です。 色は青色や黒で、絵付けは、この単色の濃淡だけで絵付けされます。

この技法は、14世紀頃に中国で確立されたそうですよ。 日本へは、中国から、朝鮮に伝わり、朝鮮人陶工によって九州で再現されたとのことです。

本格的な日本における染付けは、17世紀初頭に伊万里焼きから始まり、世界中に輸出されて好評を得たそうです。伊万里焼きは伊万里港から、運ばれたため、伊万里焼きと呼ばれたと聞いたことがあります。

染付けの材料 呉須

染めつけは呉須で描きます。 呉須は、酸化コバルトの主成分の鉱物です。陶芸ショップには、粉末のものや、チューブに入ったものが販売されてます。 色は、黒、青(藍)で、自然の呉須は少なく、人工的に配合されたものだそうです。
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呉須は濃淡の表現範囲が広く、繊細な表現が可能になります。

チューブに入ったのものはメーカーで、摺られているとのことで、初心者には使い勝手がいいかも知れません

染付けの基本的な道具

    • 呉須 古代呉須や、旧呉須(粉末)、又は、チューブ入りのもの
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乳鉢と乳棒、ガラス板と角乳棒、有田では、陶器の茶碗と乳棒を使うそうです。
      • 乳鉢と乳棒、ガラス板と角乳棒、有田では、陶器の茶碗と乳棒を使うそうです。このガラス板は700円です。下の方の黒縁のあるものは、百円ショップの鏡です。 ガラス製です。 これであれば、青呉須、黒呉須ようにもっても大丈夫、予算的に問題なしですね。
      • 乳棒は、角乳棒と呼ばれるもので、前後に軽くアールがついていて、平板の上でするように設計されてます。自作するのであれば、磁器で作ります。 購入であれば、350円ですが、送料の方が高くなります。
    • 小皿やそば猪口

 

 

  • cimg3651煮出した、濃いお茶と水差しにのプラスチック容器 中には、入れて3ヶ月経った煎茶が入ってます。 数年たったお茶ですが、今でも腐った臭いもせずに、染付けで使ってます。 少なくなったら、濃いお茶を足していきます。

 

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    • 面相筆 数種(骨描き用)、
    • だみ筆(大きめ、最低でも一本、この写真には入ってません。)
    • 対立て筆
    • 長刀筆 (しなやかな長い線を描くのに使います)

呉須の溶き方と調整

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  • Step 1. 乳鉢やガラス板で、呉須を少量取り分け、煮出したお茶(煮出して、3ヶ月ほど置いたほうが良いと聞いてますが、初心者は取り敢えず濃い目のお茶で)を加えて、摺ります。粉末のざらざら感がなくなって来て、トロッとするまで摺ります。
    窯元では、一日8時間、1週間程擦るそうです。 いい染めつけの秘訣はここにあるようです。 テレビを見ながらでも、取り敢えず摺り込みあるのみ。。綺麗な発色と、絵付けを夢見て。。
  • Step 2: Step 1で出来たきめ細かな呉須で、2種類の呉須を作ります。 骨描き用と、だみ用(2種類)骨描き用は、トロットした呉須に少し、お茶を加えた程度。cimg3611
    下の写真の様に、ガラス板に載せて、濃い分、又、ガラス板の面積が大きい分、乾燥が早くなります。 下の方に、茶溜まりを作っておけば、濃度を常に調整しながら、骨描きが出来ます。 乳棒で常に摺って良く混ぜます。 水分がどうしても上に上がって、薄くなります。

 

  •  だみ用は、お茶に呉須を加えた感じで、シャバシャバの液体状に。薄い墨みたいな感じですかね。 いずれにしても、素焼に描いてみて濃さを判断します
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  • だみ呉須は、2種類濃さのものを作ります。 濃さは素焼きに描いて、経験で濃さを覚えていくしかありませんが、水墨を薄めた感じでしょうか。素焼に載せたら、水溜りが出要る感じ。
  • こんな深めの蓋付のガラス容器が良いかと思います。 呉須はすぐに沈殿しますので、常に筆で、攪拌して使います。この方がこぼれ難いし、始末も簡単ですね。

お茶で溶く理由は、お茶に含まれるタンニン酸が、呉須に含まれる鉄分と結びついてタンニン酸鉄が作られるそうです。、これで、呉須の発色が良くなるようです。 でも、最近の呉須は人工的に合成されたもので、水で溶いても発色は大丈夫のようです。

もう一つのお茶で溶く理由は、粘り化が出て描き易くなるようです。

筆の種類と使い方

染付けの出来、不出来は適切な筆を持つことが必要です。 弘法筆を選ばずと言う言葉がありますが、絵付け初心者は筆選びから。少なくとも、面相筆数種と、だみ筆は1本は絶対必要です。 沢山描くわけではありませんので、一生物ですので、いい筆を購入しましょう。

面相筆
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上から: 面相筆 2本、付立て筆、長刀(なぎなた)筆 柔らかくて長い線を引くときに使用

面相筆: 骨描きに使います。 骨描きは、葉っぱの絵であれば、輪郭や葉脈などをです。 ですから、面相筆でも、穂先の細い面相筆を使います。 線の細さや何を描くかで、筆の選択は代わりますが、極細と細いもの2種類は必要かと、骨描き用の呉須の濃さも、筆で書いて見て調整をする必要があります。

だみ筆

だみ筆(彩色筆): 葉っぱの例をとれば、骨描きで縁取られた葉っぱの面を塗り潰すための筆です。薄く溶いた呉須を、この大きな筆(毛が沢山付いている)筆で、スポイトの様に、呉須をたっぷり含ませんる事が出来ます。 Youtubeなどで見たことはありませんか。 職人さんはたっぷり、呉須を筆に含ませ、根元の部分を絞って、呉須を描きたいところに垂らしてそして、それを広げていきます。 染付けをやろうと思えば、だみ筆は必ず一本は必要です。 予算に合わせて購入しましょう。 出来れば、大きいほうがいいですが、大きいということは、毛が多いということ、即ち高価です。%e3%81%a0%e3%81%bf%e7%ad%86%e3%80%80%ef%bc%98%e5%8f%b7

だみとは漢字で、濃みと書きます。 だみの濃さは、2種類程、別々の容器に作ります。これで、グラデーションを出します。

付立て筆

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付立て筆は、例えば、葉っぱであれば、骨描きなしで葉っぱを描いたりするのに使います。 これを骨のない描き方と言うことで、没骨(もっこつ)描法といいます。だみ用の呉須で、葉っぱを描きます。 その際は、HBなどの油性の多い鉛筆で葉っぱの輪郭をなぞってから、内側を付立て筆でぬります。 鉛筆の油分が土手になり、薄い呉須の広がりを押えてくれます。 これも、やはりテストピースで試した方がいいですね。

絵の苦手な方は

陶芸をやっていて良く聞く言葉に”絵心”があるないと言うことがありますが、あんまり関係ないですね。僅かな面積に描く、ワンポイントの絵にそんなものは要りません。

次のやり方をやれば、下書きはかんt

図案集、図案

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図案: 何もなく、頭で考えて描くには難しいですね。 図案集や、自分のイメージにあった図案を準備しましょう。本は購入しなくとも近くの図書館に行けば、沢山の本があります。 コンビニに行って、好きなページをコピーしましょう。 パソコンでも、検索すれば、著作権フリーの素材がありますから、白黒で、印刷しましょう。

百円ショップに行って、染付けの器を購入しましょう。 自分の作品にあったものを探して、それを参考にします。(冒頭の写真)

トレーシングペーパー

図案を見て、フリーハンドで描けたらいいのcimg3625ですが、難しいのであれば、トレーシングペーパーに移しましょう。鉛筆で。。
超簡単。。説明など必要ないと思いますが、図案に重ねて、移すだけです。

チャコペーパー

こんな便利なものがあります。日本画の下絵を描くのに使うようですが、言ったら、色つきのカーボン紙みたいなものです。カーボン紙でもいいでしょうが、カーボン紙は、油成分を多く含んでいるように思います。%e3%83%81%e3%83%a3%e3%82%b3%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%bc

トレースしたものの下に敷いて、上から、鉄筆で、なぞれば、絵柄が転写できます。 超簡単

いろんな種類があるようで、陶芸用と言うことを伝えて購入しましょう。 趣味の店や画材店で売ってます。 日本がの下書きにもつかうようです。

鉄筆

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これが鉄筆。。なければ、ボールペンでもいいです。 トレースを黒の鉛筆でやったら、赤のボールペンでなぞったらいいですね。
なぞった部分が分かります。これであれば、高い鉄筆を買う必要はありません。

トレーシングペーパーの裏に、柔らかい鉛筆でなぞって、そして、作品に押して、擦ってやれば、鉛筆の跡が付きますね。
その後、3Hくらいの鉛筆でなぞれが転写完了です。。。ある程度、図のポイントが分かれば、原画を見て鉛筆で書いたら簡単です。 線がよれよれでも大丈夫、後で、呉須で描くときにその線をガイドに、シャープな線を描きます(描くように努めます。。)

下絵付けの作業のコツYoutube動画

Youtube動画: ”陶芸下絵付け(染め付け)の基本技能と絵付けの練習作品”は次のビデオを見て下さい。

Youtube動画: ”小皿とぐい呑みの下絵付け(染付け)骨描きと濃み(だみ)の練習”は次のビデオを見て下さい。

染付けの練習方法

線描き・だみの練習は、墨汁などで、自分の陶芸用に使う線の練習を紙でします。紙の上がはるかに易しくできます。 垂直線、水平線、丸など、少しずつ 難しいものを練習していきましょう。素焼は吸水性が高いため、すばやく描くことが必要です。

2度描きはだめです。 濃さが変って筆跡が残ります。 だみのグラデーションは筆のスピードや、呉須の溜り加減で、濃淡を表現します。

墨を薄めて、だみの練習も出来ますね。 墨を垂らして、溜りを筆先で引っ張ります。筆先を紙には当てません。

次は、素焼の破片などを使い、骨描きのまっすぐな線から。。これで、呉須の濃さが分かります。薄くなく、かすれがなく。濃過ぎると毛が滑らず、かすれます。 筆から、呉須がスムーズに供給されないためです。

cimg3649この作品は、以前に描いた失敗作ですが、骨描きはかすれ、均一ではありません。 線が死んでしまってます。葉っぱのだみの部分も、筆跡が残って汚い感じ。。これも仕方ないですね。 呉須を乳鉢で、数分摺って描いてますので、粒が相当残ってますので、スムーズに線やだみが出来るわけありません。

京都の瑞光窯や、交野の西郷窯で教えてもらって、少し、コツが分かって来ました。と言っても、初心者の域からでてませんけど。。

滲み、失敗の修正

練り消しゴムを使います。 呉須が指について汚したときや、だみがはみ出したりしたとき、ある程度消すことは可能です

下のえびの尻尾の周りを練り消しで、修正しました。 僅かなひげや汚れが取れていると思います。 違いが見えますか? 色目の違いはライティングの関係です。無視して下さい。

作品の取り扱い

cimg3577絵付けの出来た作品は、出来るだけ触らないようにします。特に絵付けをした部分は絶対に触りません。もし、移動などが必要な場合は、ラップで包んで、ハンドルします。 ラップは、一度剥がしたら、新しいものでラップします。ラップについた呉須で、他の部分が汚れます。

染付け完了品ギャラリー

下書きの鉛筆はそのままにしておきます。本焼きで消失します。

釉薬は、3号石灰透明釉を掛ける予定です。 本焼きで、どんな色に仕上げるかが楽しみです。


楽寿荘陶芸教室 12月 たたら作り、網目文様 花器 Youtube動画


今晩は、今日は楽寿荘陶芸教室でした。 一応、教室としては、今年最後の教室となります。

今週の作陶 たたら作り 網目文様 花器

本日は、たたらつくりの花器を作ってみました。 先週、レース文様のお皿の紹介をして、作り方もYoutubeにアップしておきました。 又、陶芸教室の方たちからも作り方を教えてほしいとの要望もありました。

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私の作品です。 少し気に入りませんが。。波打ちを6つほど出したかったのですが、4っつで少し固い作品に、網目は外に、内側には装飾はありません。

高台は丸の付け高台

他の生徒さん レース文様作品

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他の生徒さんの作品。 網目の糸が細く、少し難しい作品ですが、はっきりと文様が出てます。 やはり、レース文様の選択は、花柄などを選んだがやり易いと思います。 迫力のある大皿になってます。土は1kg、たたら厚みは5mmです。

 

六角のお皿。 他の生徒さんの作品です。 レースの文様が綺麗に出てますね。 レースは、細かいものより、これ位の大きさの文様が上手く行きます。

細く、細かいとやはり、難しくなります。

レース文様を上手く出すためのチェックポイント

教えることは何もないのですが、やってみて、文様が上手くでなかったなどの問い合わせもありました。 そうですね。誰でも簡単に出来ると思っているのですが、以外に盲点になるポイントがあるようです。

少し、考察してみましょう。

何故文様がでない。。? 簡単です。 文様の部分に化粧土が入りこんでしまったんですね。 この原因を考えれば、いいだけです。

① レースが粘土から浮いている。。。その為、下に入り込んだ。。もう一つは、化粧土が薄すぎて、隙間に入りこんしまった。

② レースが、化粧土を塗るときに動いてしまった。

それでは、その対策は:

  • レースを麺棒で押さえて、密着させます。 端から、少しずつ密着させていきます。 それでも浮いているところがあれば、手で押さえて密着させます
  • 化粧土の濃度。 化粧土は、使わないと沈殿してます。 必ずしっかり、振って混ぜたり、木の棒などで攪拌します。 それでもう薄いのであれば、少し放置して、化粧土が沈殿したら、上澄みを別容器に移し、下の沈殿した部分を使います。 上澄みは終了後、戻します。 シャバシャバの感じでは薄すぎます。 マヨネーズのようにトロットした感じがいいでしょう。
  • 化粧土の塗り方がもう一つのポイント。 化粧土を上から置いていくようにぬります。 油絵の感じ。 刷毛を横に動かすのはだめです。レースが動いて、文様を消します。 兎に角一回目は、置いていきます。 2回目は少し、水分が飛んで乾いてから、塗ります。
  • 剥がすポイントですが、表面の水分がなくなり、光沢がなく、べたつかなくなるまで、待つか、ドライヤーで水分を飛ばしましょう。頃合を見て、端を少しめくって見て、レースの部分が綺麗にはがれて、文様が出るか見ます。 出たら、ゆっくりと剥がします。

これらのポイントを守れば大丈夫です。 成型は、化粧土が触っても崩れない程度に乾くのを待ってやります。

失敗を恐れず、是非チャレンジして下さい。

Youtube動画 New!!

Youtubeもアップしてます。 見て下さい。 参考になると思います。 またまた、誤字などミスが沢山ありますがご容赦を。。最後の作品は5角形ではなく、6角形です。


南部生涯学習センター 陶芸教室最終作品


南部陶芸教室最終作品本焼き

長い南部生涯学習センターの陶芸教室が本日で終了しました。 自分で陶芸をやっているよりも、他の生徒さんの作品を見せていただく方が刺激があります。 好きな作品を写真にとってアップしたいのですが、許可を取ってませんので、今回は止めときます。

鉄製風 蓋物

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この作品は、なんと呼んだらいいのか分かりませんが、テーマは蓋物。 本当はもう少し、丸みをつけたかったのでですが、土が固かったこともあって、こんな感じでの仕上げになりました。

外側は、黒化粧土を全体に塗り、イラボの掛け流し、 そして、全体には同じイラボの霧吹きです。 本当は、黒マットの霧吹きをしたかったのですが、この教室にはこの釉薬がありません。 上部には白萩を筆で塗り、流れを作りました。 雰囲気は、鉄製の蓋物のように見えます。 見方によっては面白い作品でしょう。
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施釉:
この蓋物は全体を黒化粧土で仕上げてます。 イラボ釉を霧吹きで吹き付け、一部にイラボの流しかけをして、景色を出します。 外側上部には、白萩を厚めに塗って見ました。イラボの濃淡と白萩の流れがどうなるか。。。駄作になる雰囲気ですが。。

織部楕円 花器

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次の作品は、織部の花器です。 菓子入れにも使えるかも知れません。 丸いどんぶり状の器を作り、底に、柿の種みたいな切込みを入れて、両サイドから、底を押し込み、楕円にしました。 そして、口縁の部分を感性に任せて、弓で切り、変化をつけました。 どの様に切るか、鉛筆で下書きをしておいた方がいいです。

良く問題になるのが、この切れ込み部の剥離です。 しっかり押し込み圧着をすると共に、内部と底から、接着部に削りカンナでV字に削り、ここにこより紐を入れて補強します。 この作品には、亀裂はありません。

楕円形の付け高台も綺麗に仕上がってます。

そして弓で、一気に切ります。 単に丸い作品より面白いと思います。 大きく変化をつけた方がいい景色になると思います。

装飾は黒化粧土と、白化粧土の刷毛目的なものを、そして、ところどころに白化粧をイッチンで。。

釉薬は、織部。。白化粧土の上の織部の色は綺麗です。
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粘土は白。 外は、黒の化粧土で刷毛目をつけ、その上にイッチンで白化粧の点々を付けてます。 この作品も織部でしあげました。 縁は、弁柄で皮鯨を。。

織部へんこ壺

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織部のへんこ壺です。 粘土は信楽の白をベースに黒化粧土に飛びカンナ。。。釉薬は織部。

織部の下の黒化粧土に飛びカンナってあまり合いませんね。 部分的には、飛びカンナが見えるのですが、黒化粧土には、織部の発色がよくありません。

丸い壺では面白くありませんので、胴の部分は板で挟んで、四角にしてます。 少し、足りません。 もって見ると四角と感じるのですが、見た目には、潰した部分が良く分かりません。 思い切って、ゲンコツで挟んで思い切って潰したほうが良かったと思います。

首の部分に掛けた白萩の吹きかけは薄かったのか、淡いブルーの幕が出てます。

この教室の織部はガラス成分が多く、かなり光沢があります。
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施釉:

釉薬は、織部と、白萩を霧吹きで掛けてみました。 上部の方は少し厚くして流れてくれないかと思ってます。