今晩は、今日は楽寿荘陶芸教室でした。 一応、教室としては、今年最後の教室となります。
今週の作陶 たたら作り 網目文様 花器
本日は、たたらつくりの花器を作ってみました。 先週、レース文様のお皿の紹介をして、作り方もYoutubeにアップしておきました。 又、陶芸教室の方たちからも作り方を教えてほしいとの要望もありました。

私の作品です。 少し気に入りませんが。。波打ちを6つほど出したかったのですが、4っつで少し固い作品に、網目は外に、内側には装飾はありません。
高台は丸の付け高台
他の生徒さん レース文様作品


他の生徒さんの作品。 網目の糸が細く、少し難しい作品ですが、はっきりと文様が出てます。 やはり、レース文様の選択は、花柄などを選んだがやり易いと思います。 迫力のある大皿になってます。土は1kg、たたら厚みは5mmです。
六角のお皿。 他の生徒さんの作品です。 レースの文様が綺麗に出てますね。 レースは、細かいものより、これ位の大きさの文様が上手く行きます。
細く、細かいとやはり、難しくなります。
レース文様を上手く出すためのチェックポイント
教えることは何もないのですが、やってみて、文様が上手くでなかったなどの問い合わせもありました。 そうですね。誰でも簡単に出来ると思っているのですが、以外に盲点になるポイントがあるようです。
少し、考察してみましょう。
何故文様がでない。。? 簡単です。 文様の部分に化粧土が入りこんでしまったんですね。 この原因を考えれば、いいだけです。
① レースが粘土から浮いている。。。その為、下に入り込んだ。。もう一つは、化粧土が薄すぎて、隙間に入りこんしまった。
② レースが、化粧土を塗るときに動いてしまった。
それでは、その対策は:
- レースを麺棒で押さえて、密着させます。 端から、少しずつ密着させていきます。 それでも浮いているところがあれば、手で押さえて密着させます
- 化粧土の濃度。 化粧土は、使わないと沈殿してます。 必ずしっかり、振って混ぜたり、木の棒などで攪拌します。 それでもう薄いのであれば、少し放置して、化粧土が沈殿したら、上澄みを別容器に移し、下の沈殿した部分を使います。 上澄みは終了後、戻します。 シャバシャバの感じでは薄すぎます。 マヨネーズのようにトロットした感じがいいでしょう。
- 化粧土の塗り方がもう一つのポイント。 化粧土を上から置いていくようにぬります。 油絵の感じ。 刷毛を横に動かすのはだめです。レースが動いて、文様を消します。 兎に角一回目は、置いていきます。 2回目は少し、水分が飛んで乾いてから、塗ります。
- 剥がすポイントですが、表面の水分がなくなり、光沢がなく、べたつかなくなるまで、待つか、ドライヤーで水分を飛ばしましょう。頃合を見て、端を少しめくって見て、レースの部分が綺麗にはがれて、文様が出るか見ます。 出たら、ゆっくりと剥がします。
これらのポイントを守れば大丈夫です。 成型は、化粧土が触っても崩れない程度に乾くのを待ってやります。
失敗を恐れず、是非チャレンジして下さい。
Youtube動画 New!!
Youtubeもアップしてます。 見て下さい。 参考になると思います。 またまた、誤字などミスが沢山ありますがご容赦を。。最後の作品は5角形ではなく、6角形です。