絵付け湯のみ 4点の本焼き完了と評価 陶芸人生の分かれ道 どの道を進む 絵付けの基礎 西郷窯編


本焼き作品 湯のみ 4点

今日は、この12月6日のブログに掲載した絵付けの作品4点が上がって来ました。
いかにも、手書きの作品と言う感じですが、骨描き、だみ、そして、轆轤を回して書いた線の濃淡は申し分ないように思います。

楽寿荘の陶芸教室に来ていた生徒さんにお見せしたところ、”これ売れるね”とか、”これで、焼酎を飲めば上手いよ”などの結構いい評価でしたよ。

私自信も、今まで絵付けをしてきた中での最高の出来で、十分人様に差し上げるに値する作品の出来だと思います。 単に絵付けではなく、全体の作陶の出来も上手く行っており、自信が持てる作品です。

でも、所詮、素人の初心者の絵付けですので、そのレベルでレベルが高いと言うだけで、まだまだ、課題は沢山あります。

呉須は新呉須で、ブルーの色合いが鮮やかです。 釉薬は3号石灰透明釉を全ての作品に使ってます。 唐津もいいのですが、少し、色味が茶色になること、唐津は貫入(細かな、釉薬のひび割れ)が出ますので、貫入の部分が、黒ずんできます。 これを好きな人も居ますが、湯のみには余り好きではありません。

染付けの基本を先日アップしております。 染付けに興味がある方は、この記事を読んでいただければ、誰でも、これ位の絵付けは十分出来ると思います。 後は費用を余り掛けず、最低の道具は準備して下さい。 それだけで、あなたの陶芸が又、数段アップするのは、保障します。

染付け ズームアップ

だみ筆は、今のものは千円位のものですが、だみの途中で、毛が良く抜けます。 もう少し質のいいものが必要なのでしょうか? やはり、だみは難しい。 この筆跡は、2度塗りをする事で目立たなく出来るそうです。 でも2度塗りをすると、濃さが濃くなる分どんなもんでしょう。 一度、絵付けの先生に見てもらって評価をしたいのですが、残念ながら、それを出来る人が周りに居ません。 今後の課題です。

以下12月6日のブログ

今日は、西郷窯で陶芸の日です。 そして、瑞光窯の方向づけをする日です。 この陶芸教室は、大阪の交野市にある教室。 月2回で、授業料が5500円、各二時間で、土代は別途1kg千円です。

個人クラスですので、これ位のコストはかかります。 その代わりに何でも希望によって教えてくれます。

今日の私の課題は:

  • 絵付けの基本を教えてもらう
  • 電動轆轤での30cmの筒上げ。。前回のおさらいです。
  • 瑞光窯の方向付け

絵付け、染付けの基本

本を見て、呉須を使った下絵付け(染めつけ)と言うのは、何回もやっているのでですが、旨く出来ません。下絵付けは、素焼きが終わった作品に絵付けをすることを言います。 そして、釉薬を掛けて1260度位で本焼きをするのですが、この温度に耐えうる絵の具は、昔は、呉須(青とか、黒色)と鬼板(赤色)などしかなかったんですね。 素焼きの肌に、絵を描くと、水分をさっと吸い込んでしまいますので、なかなか旨く書けません。 又、重ね塗りをすると、そこで斑がでます。兎に角難しい。 油絵や、紙に描く、絵画とは、全くの異質のものです。 今日は呉須で描く、染め付けの技法の基礎です。

呉須の溶き方

呉須は粉末タイプとチューブに入った練りタイプがありますが、ここでは、粉末タイプの例です。

    • 呉須の溶く方法は大きくは二つ。 有田では、陶器のお茶碗、一般的には乳鉢と乳棒で、そして更にきめ細かい、下絵の具にするには、ガラス板と角乳棒が必要です。
    • 呉須を溶くのは、水ではなく、濃く煮出したお茶を使います。 本当は、濃く煮出しお茶をガラスの器などに入れて熟成したのもがいいようですが、お茶のタンニン酸と呉須に含まれれている、鉄分が結びついて、タンニン酸鉄と言う物質が出来八色を浴するそうです
    • 現代の呉須は、科学的に調合されており、発色はさほど変りはないようですが、この方が粘りが出て描き易いそうです
    • 次のもっとも重要なとき方のポイント。。。。瑞光窯の呉須は、一日8時間、一週間機械で擦るそうですよ。最初、擦り始めると、粉末の粒を感じます。 その内に、トロっとした感じになって来ます。。まず、これが大事で、特にだみのグラデーションの質の良し悪しがでるそうです。
    • 摺り終えたら、3種類の濃さに小皿などに移して、お茶を足して、濃さの調整をします。 骨描き(コツガキ)用とだみ用です(だみは、濃淡の2種類)。

cimg3566この作品は西郷先生が、京都伝統芸術大学で作られた染付けの作品です。。。。凄いですね。。

濃い線の部分が、コツガキ、線の間の部分がだみです。 ご自宅の染め付けの陶器があれば、骨描きとだみの違いが分かると思います。

この作品は磁器ですから、ベースの白も綺麗です。 骨描きの部分もそして、筆跡が出易い部分にも斑がありません。

  • 面相筆・・・骨描き用。。
  • だみ筆・・・陶芸用に売られてます。 非常に高くて、いいもものは5000円程度します。 先生から、いいものを一本買うように言われてますが、5000円は高い。 一応、大、中の2種類はもってます
  • 付立(つけたて)筆・・・骨描きなしで、描くとき(沈骨描法)この筆で、彩色筆とも言われるそうです

下手な私ですが、10本ほどのいろいろな筆を持ってます。・・・いつこんなに買ったんだろうと言う感じ、 柳筆なるものも持ってますが、宝の持ち腐れ。。。

染めつけの練習 骨描き

    • 練習は、素焼きで、骨書きの直線の練習をします。 又、呉須の濃度の調整には、素焼きの破片などで、実際に書いてみて濃さを判断するそうです。兎に角、沢山、直線を描いて、まっすぐにそして、かすれや、もたつきが無いように練習します
    • 薄すぎても、濃すぎて、線がかすれて、濃すぎて、筆が引っかかってもだめだそうです。かすれには二つの理由があって、濃すぎたり、描くスピードが遅すぎて、呉須が素焼きに吸い取られたりするそうで、勢いの良い線を引くように言われてます。 定規を使って引くと、固い作品になるそうですよ

だみの練習

  • 骨描きがある程度できたら、だみの練習です。この練習の為にには市松模様を練習すれば良いそうです。
  • 市松を描くには、轆轤に載せて水平線、そして、骨描きで、縦線で、四角の枡を作ります。そして一つ置きにだみをして行きます。 これが本当に難しい。。
  • 筆先の毛をスポイトの様に使うのがポイントのようです。。。最初はこれが結構か怖いんです。。穂先は薄目の呉須をたっぷり含ませて。。含んだ呉須を塗りたい所に垂らして、そこに溜まった呉須を筆先と作品を傾けながら引っ張って伸ばしていきます。 たぶん、Youtubeなんかでみた事があると思いますが、筆の毛の根元の部分を指で絞ってますね。。引っ張って、最後にには、溜まった呉須を筆に逆に吸い込ませます。
  • 筆先を下げると垂れ、吸い込ませるときは、筆を寝かせると余分な呉須が、毛に吸い込まれます

本日の作品

自宅に帰り、湯のみ4点の絵付けをしました。 初心者の絵付け見て下さい。 百均に行って、絵付けの練習になりそうな陶器を買って来て、それを見ながらやって見ました。 初心者の域ですが、少し、上達したかなと思います。 粘土は信楽の白並漉し。 呉須、粉末青新呉須。 筆:面相、付立て、だみ筆


とくにだみの、呉須をたっぷり筆に含ませることが出来てません。 又、呉須をひっぱる時に呉須がたっぷり垂らしてないため、筆で、作品の表面を触って、その筆跡が出てます。

今回は4点の湯のみですが、最後のほうが、たっぷり付ける要領が分かって来てだみが綺麗です。 どの本を見てもたっぷりつけなさいと書いてあるのが、やはり、やらないとわからない部分ですね。そして、呉須のすり方が不十分なんでしょう。 少し、粒粒を感じます。

やはり、角乳棒が必要です。 塗る時は、ガラスに置いた呉須はすぐに乾き、濃くなりますので、常に角乳棒で、摺りながら、濃さを一定にしながら描く必要があります。 ここらの違いが出来の違いに直結しているのではないかと、瑞光窯を見学して、又、西郷先生の指導を聞きながら思って感想です。。そして、一に練習、二に練習。。経験を踏めば、確実によくなるはずです。

電動轆轤 筒上げ

今日は、絵付けで一時間ほどの時間を潰しましたので、こちらは気持ちが入っていなかったように思います。土3kgを半分にして1.5kgの筒上げを2本やりました。 残念ながら、25cm位しかあがりませんでした。 30分ほどで、2本も上げれるのですから、これも、先が見えてきました。 上げてみて、半分に縦に切ります。 やはりそこの部分が15mmくらいの厚さがあります。左手の親指と人差し指で作った丸と、内側の右手の中指で挟んだ土を徐々に持ち上げていくのですが、せっかく持ち上げて来た粘土を逃がしてしまいます。 ここだけです、辛抱してこれを逃がさないようにすれば、27cm以上は上がるようになります。

明日にでも自宅でやれば、間違いなく出来ると思います。

瑞光窯 陶芸スクール

西郷先生と相談し、3ヶ月の陶芸スクールへ行こうと思います。 週三回、月、火、水の通学は大変ですが、今までの私の経験では、迷うならやってしまうこと。。何とかなるさ。。電動轆轤と絵付けを中心に教わろうと思います。 If I have a choice…最近は清水焼の絵付けは余り人気がないと聞いていますが、上絵付けも陶芸を始めたなら、是非、やってみたい技術です。 これをやろうとしたら、やはり、瑞光窯へ行く必要がありますし、一番のメリットは、本物の職人さんが作るプロの作品に触れることが出来るからです。

何かを上手くなるには、本物に触れ、違いを身で感じることが最良の方法であると思います。迷えるおじさんの決断でした。
その内にこんな作品が出来ましたとブログに載せれることを期待して。。

皆さんにはいろいろなご意見をいただき来ました。。ありがとうございました。


「絵付け湯のみ 4点の本焼き完了と評価 陶芸人生の分かれ道 どの道を進む 絵付けの基礎 西郷窯編」への2件のフィードバック

  1. Yes,life can be wonderful, if you are not afraid of it. All it needs is courage, imagination…and a little dough.

    チャプリンの映画【ライムライト】の中の有名なセリフです。
    人生に必要なものは、夢と勇気とサムマネーとか訳されてます。
    私の好きな言葉です♪

    1. Yokko-san

      Thanks! It is a beautiful phrase. I simply don’t have too much time.  If you are in doubt ,
      Just do it!

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