電動轆轤でつくる抹茶茶碗


今日は、今日は変なお天気ですね。 太陽の光が差したかと思えば、雨が降って来たりして。。

ゴルフの練習に行こうかどうか迷っている内に、もう午後の4時になってしまいました。 今日は朝から抹茶茶碗の削りとその後はYoutube動画の編集で、結構神経を使って、くたびれモードです。

開運 なんでも鑑定団

話は変りますが、 テレビ東京の看板番組『開運!なんでも鑑定団』に思わぬ大騒動が持ち上がったようですね。昨年12月20日の放送で、世界に3点しかないとされる中国の陶器「曜変天目茶碗」の“4点目”が見つかったとされたが、専門家から、どう見ても中国の商店街で売っているまがい物にしか見えなかったと異議を唱えられているとのことです。
油滴天目茶碗

 

藤田美術館 曜変油滴天目茶碗・・・・・・こんなもの作れたらいいな。。油滴のブルーが綺麗。。

 

鑑定品は色合いから見て、18世紀以降に作られたものだと言っているそうです。

日本だけでなく、本場・中国からも異論が出ている。 中国国家から日本でいう人間国宝(無形文化遺産伝承人)に認定された研究者から、“これは偽物だ。建陽市の骨董街で数百元(数千円)で売っている”

番組では、茶碗に2500万円の値がつけられ「国宝になっていたかもしれない大名品です!」と宣言されたそうです。

私も、この番組の大ファンなんですが、いくら専門家でも、鑑定ミスはあるのではないかと思いますね。 いくらその道に専門家でも、全ての情報を知っている訳はありませんから、多くのスタッフがありとあらゆる情報を調査してから、鑑定結果を発表しているのでしょうけど、100%その鑑定結果が正しいかは疑問です。 ですから、よく偽物と鑑定されたものでも、本物もあるのではないでしょうか?

そもそも、油滴天目って何なんだろう。 大西政太郎氏の著書”陶芸の伝統技法”によれば。。。。
油滴釉、禾目(のぎめ)釉、曜変釉も、いずれも、鉄釉の結晶釉で、窯変釉と言われているそうです。 油滴釉は黒い天目釉の表面に、銀又は、茶褐色の丸い結晶が析出したもので、これは釉薬の中から鉄分が遊離して、表面に油のように浮かんだもの。

曜変は、その結晶が少しぼやけたものので、油滴と同じ条件。

禾目釉は、黒天目に藁すじのような、茶褐色の洗浄門が一面に流れたもの
と書かれてます。

陶芸ショップに行けば、油滴釉と言うのを売ってますね。。人工的に配合したのもで、電気炉でも、曜変見たいになるものではないかと思います。 今回のものをあわせて抹茶茶碗を5点作りましたので、使ってみようかなと思いますが、その価値はあるかな。。2500円くらいで買ってもらえれば、元は取れるかもね。。

電動ろくろで、3点の抹茶茶碗を作りました。 前回の手轆轤の作品は内側の削りをしましたので、なんとなく好きになれません。

今、図書館から借りてきた『NHK衛星放送 やきもの探訪展98』と言う本を見てますが、この中に沢山のプロの作った抹茶茶碗が沢山で出来ますが、殆どの作品が、形はガタガタ、釉薬や垂れまくったり、縮れたりで、ほんまに、こんなものが、高額で売られているのでしょうか。。 昔の茶人が、茶器にわびさびを感じて愛でたというだけで、高額の価格が付くこと、不思議ですね。 個性的なら、私の作品も個性に溢れているのですが。。。でも百均の商品に近いかな?

Youtube動画 ”電動轆轤でつくる抹茶茶碗

時間がありましたら、Youtube見て下さい。 少し、長めの動画で申し訳ありません。 今の所は、良い作品だと思ってますが、いつも釉掛けで失敗しますので、今回は十分事前検討をしたいと思います。。。。


染付け・下絵付けの基礎知識と技法 PartII


下絵付け

下絵付けは、中国で明は青花、 朝鮮 李朝の染付けや、誘絵(さびえ)と呼ばれて技法があります。

呉須(呉州)染付け

呉須染付けは中国、元代に起こり、明の時代に完成されたものです。青化(青華)は釉薬の下に描かれた青く発色することから、釉裏青とも言われるそうです。この技法が、朝鮮に伝わり李朝初期に染付けが生まれ、江戸初期に朝鮮の陶工、李参平によて有田に伝えられます。pic_0305

染付けと言う言葉は、素焼した素地に絵の具が染み入ることから、染付けとよぼれるようになったようです。一般には、呉須による絵付けを指します。

戦前は中国さんの唐呉須と言う、自然の良質のものが輸入されていて、支那呉須や旧呉須といわれたそうです。成分は、呉須鉱と言うマンガン、コバルト、鉄分などを含む、粘土鉱石です。 最近では、天然お呉須鉱が手に入りにくいため、合成呉須が使われています。

この呉須の成分は、酸化コバルト15、二酸化マンガン25、紅柄10、カオリン10、 コバルトとマンガン、紅柄が着色材。コバルト 青、マンガン 紫、紅柄が褐色になり、この混合で美しい藍色になるそうです。cimg3621

呉須染付けの技法

呉須絵の具の磨り

昔から、呉須はすればするほど良いと言われ、陶家の若い弟子さんの仕事は呉須磨りだったそうです。 cimg3651京都の窯元では、呉須は機械で1週間ほど磨り続けるそうです。 機械は、ボールミルと言うものが使われますが、磁器製の乳鉢と乳棒で、手磨りをするのが良いと言われます。京都では、染めつけはガラス板と乳角棒を使って、磨りながら、且つ、水分と濃さを調整しながら、絵付けをするようです。
有田では、磁器の茶碗と乳棒を使うそうです。

磨る方法は、茶汁を使います。茶に含まれているタンニン酸で、伸びのよい、絵付けが出来るそうです。 乳鉢に入れて古い茶汁で、水気がなくなるまで磨り、そして、又、茶汁を補給して磨るの繰り返しだそうです。 やってみると、大変根気のいる作業になります。

上の容器は100円ショップで買ったもので、こんな容器に入れておけば、茶汁を加えるとき便利です。 3ヶ月以上放置した茶汁です。 この方が発色が良いと教わりました。

筆と絵の具

やきものの絵付けを陶画とも言います。 描いてみたら分かりますが、表面が硬く、穂先が切れ易く、硬い動物の夏毛が良いそうです。

骨書き(輪郭)には面相筆、だみにはだみ筆を使います。面相筆

面相筆は、穂先と腰の強い毛質が必要で、漆の蒔絵に使う根朱筆(ねじふで)がいいそうです。 昔は、犬の尻尾の毛を使ったり、その又昔は、千石船の中にいる鼠の背筋の毛か、脇の下辺りのの長い毛で筆を作ったそうです。

だみ筆は、猫の背筋毛で作ったそうです。だみ筆は、毛先が長くて太く、水含みの良い毛が必要です。だみ筆だみ筆は、これで描くものでは在りません。 沢山の毛に呉須を吸わせて、呉須を作品に垂らして溜めて、それを広げる為の筆で、さらには、描き終わった最後には、余分な呉須を毛に吸わせることにも使います。
ですから、この様に沢山の毛がついた太い筆になっています。

呉須濃度の調整

呉須は4種類の濃度のものを準備します。骨描き用、だみ用 濃、中、淡の3種

骨書き用:

良く磨った呉須を茶汁で薄めます。 絵の具皿に呉須を取り分け、少しずつ茶汁を足して行きます。陶片に線を描いて見ます。濃すぎるとかすれます。 素焼で呉須の水分が急速に吸われますので線が伸びてくれません。 少しずつ、薄めて行き、線がす~っと伸びてくれるところを探します。 後は好みで調整します。cimg3611

骨書き用は、左のようにガラスの上に良く磨った呉須を取り分けて使います。 すぐに、水分が乾燥し、又、呉須は下に沈んで塊りますので、常に摺りながら、そして、水分を調整しながら濃さを調整して使います。

骨書きの呉須が濃過ぎると、釉薬をはじきます。

だみ用:

中だみの調整は、180cc(一合)の茶汁に10%位の呉須を加えたものを使います。 これを基準に濃、淡を調合します。cimg3622 18ccと言えば、ティースプーン3杯ほどですので、かなり薄くなります。 薄く滲んだところまで、本焼きすると発色しますので、軽く色が付く程度で十分で、こんなに薄めていいのかと思うほどシャバシャバで大丈夫です。

後は、描いて、本焼きして、経験を積むしかありません。。テストピースを作るのも一つでしょう。 だみ用の呉須は、特に直に沈殿しますので、常に攪拌すると共に、沈殿して塊りますので、乳棒で時々磨ってやることも大事です。 これを怠ると、だみの濃さがいt

割付、念紙写し

絵付けの前に、素地の表面についているほこりを、刷毛や、固絞りの布で拭いておきます。

下描きは、素地に木炭で軽く文様の”あたり”(割付)をして、赤インクを薄めたもので描きます。 青インクや鉛筆は残ったり、その油成分がありますので、鉛筆の場合はHの鉛筆を使います。

沢山つくったり、文様を写し取りたいときは、念紙と言うものを使います。 念紙の作り方は、念紙墨と言う粘着性のある墨と、美濃紙を使います。 念紙墨は、瓢箪を焼いた炭粉か懐炉灰かを用い。乳鉢に、ふのり液を少し加えて混ぜます。 美濃紙を、描きたい文様に被せて、普通の墨や鉛筆などで写します。 ちょうどトレーシングペーパーのように。 次は、美濃紙の裏から、粘墨でその文様を写し取ります。 これで念紙の完成。。

念紙を作品に被せて、真綿や椿の派手なでるように押えて、文様を転写します。

ふのりとは

ふのり(布海苔、布苔、布糊)は、紅藻綱フノリ科フノリ属の海藻の総称。 フノリは古くには食用よりも糊としての用途のほうが主であった。フノリをよく煮て溶かすと、細胞壁を構成する多糖類がゾル化してドロドロの糊状になる。これは、漆喰の材料の1つとして用いられ、強い壁を作るのに役立てられていた。ふのり

ただし、フノリ液の接着力はあまり強くはない。このため、接着剤としての糊ではなく、織物の仕上げの糊付けに用いられる用途が多かった。

一般的にはふのり溶液にしてから使用します。1Lの水に100gのふのりを小さく切って一昼夜浸します。その後、沸騰しないように煮て、冷ましてから漉して使用します。ふのり溶液は腐敗しやすい。

骨描きとだみ

骨描き

骨書き用、呉須を絵皿に取り、下絵付けに沿って、面相筆で文様を書いて行きます。作品を左手で持ち、右手で描きます。 その時、右手の指などで、手を固定していたほうが、細く均一な線が描けます。 そして、固定された手の範囲内で線を描いていきます。 このとき、勢いのある流麗な線を描きます。 余り下書きに忠実にやろうとするともたつきが出ます。pic_0308

又、素焼が水気を吸うため、長い線は引けません。 擦れたり、毛先がひっかっかっているような感触があれば、呉須がなくなってます。 呉須をつけて、書き足して行きます。 2度描きはしないほうがいいでしょう。 又、呉須をつける時は、その量を調整して、書き足しの始まりから、線が太くならないようにします。

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京都では、ガラス板に呉須を取り分け、茶汁で濃さを調整しながら、骨書きをやってました。 ガラス板の場合は、角乳棒が必要になります。

すぐに、水分が蒸発して、濃くなったり、呉須が、下に溜まってしまいますので、常に磨りながら、濃さの調整をやります。

有田の方法で、磁器の茶碗と乳棒のほうが、初心者は扱い易いと思います。 乳鉢と乳棒のほうが、求め易いということもあります。

茶碗の方が、呉須が集まってくれますので使い易いかと思います。 ラップを掛けておいて使うと、蒸発を抑えることが出来ます。

胴回りの横線などは、轆轤に載せ回して、筆を一点に固定して描きます。 描き終わりには筆先をゆっくりと外して、線からはみ出さない様にすることも大事です。 陶器の表面で、毛先が痛みますので、良質な筆は使わない方が良いかと思います。

だみ描き

だみ描きには、文様の輪郭の中を塗る、”骨だみ”と背景を塗る”地だみ”があります。

だみは、だみ呉須を、大きなだみ筆の毛先全体にたっぷりと付けます。 そしてだみ筆を、への字のように曲げ、だみ呉須を垂らして、その溜まりを筆の先で引っ張って広げていきます。この時の筆先の動きは、鱗のように動かしながら、上から下絵。。最後まで、広がったら。毛先をタオルなどにあて、最後に溜まった呉須を今度は毛先で、吸い上げます。。毛先で素焼面を触ると、その毛先跡が残ります。 これが、だみでもっとも難しいところではないかと思います。だみ筆

どうしても、斑が出るのであれば、淡だみを2回以上重ね塗りします。この時も、出来るだけ、表面は触らないようにすることが肝要です。 又、重ね塗りをするだけ、色は濃くなります。 この技法は薄瑠璃と言われるそうです。 色が濃くなった分、斑も目立たないようになります。

プロの職人さんは、毛の根元の部分を持って、絞ったり、緩めたりして呉須の流れを

“つけたて”と”ぼかし”

つけたて筆と言う、大きめの筆、一気に絵付けをする方法もあります。 例えは葉っぱを、輪郭なしで、一筆で描くような技法です。 淡墨を使えば、没骨技法ですが、濃い墨を使って描きます。 没骨(もっこつ)は読んで字のごとく、輪郭(骨書き)がない描き方です。%e4%bb%98%e7%ab%8b%e3%81%a6%e7%ad%86

水彩でやる、ぼかしの技術も使われます。 二通りの技法があって、太めの筆にだみ呉須を含ませて、毛先に骨書き用の呉須をつけてぬる方法、そして、2本の筆を使う方法。 一つが骨書き用呉須、もう一つは、茶汁や水をつけて描く方法で、水彩画でも味のある絵付けが出来ますね。 これと同じです。 骨書きをして、もう一本の筆で滲ませます。 葉っぱなどで、濃淡をつけるのに有効な技法です。


染付け本焼き作品 第2弾 Youtube動画


今週も染付け作品が上がって来ました。 作品の個数が増えるに従って、染付けは上手くなっているように思います。
今回の作品は、多くが、染め付けの外、呉須を香水スプレーで軽く塗ってます。

少し塗りすぎた作品もありますが、All白バックよりも、少し変っていいかなと思います。

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呉須の濃中淡の表現が上手く出来ました。 葉っぱや、花弁のだみは、少し薄かったかと思いますが、だみ自体は上手く行っていて、毛先のむらなど目立ちません。

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このシンプルな花文様すきです。 ポイントポイントに入れた、濃い呉須がアクセントになってます。 この作品は、作陶の時失敗した部分がありましたので、丸い皿の4辺を弓で切り落としました。 面白い形になりました。 形は変化をつけた方が面白い作品になります。

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椿ですが、実物は葉っぱがもっと濃いですよね。 だみを2度塗りして濃さを出すか。 中だみをもう少し濃くしたほうがいいですね。 左の横向きの椿の花が、もう一つ表現できてません。

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朝顔ですが、中央の花弁が目に入りません。。何が悪いのでしょう。 上の葉っぱはもう少し濃くしたほうが、花弁が浮き上がってくるでしょう。 スプレーした呉須が、葉っぱの部分を少し邪魔してます。

それと椿と比較して、がくをしっかり塗りこめば、花のつぼみも浮き出るでしょう。 中央の花弁は少々正面を向きすぎでしょうか。 パースがずれると絵としては、へんちくりんになります。

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今回の作品の中で、もっとも好きな作品で、描きたかったすずらんです。 ロイヤルコペンハーゲンの絵柄です。 後ろのブルーバックはもっときめ細かく、花の色とのコントラストがあります。 ロイヤルコペンハーゲンは印刷だと思います。 全体的にはいい雰囲気の作品に仕上がりました。 白い花に軽く、薄呉須で、影を入れて、額を濃い呉須を入れてます。 これで、絵が引き締まります。

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少し、寂しい絵付けになりました。 もう少し、しだれ桜の枝や花弁を増やしていいと思います。 又、 下の部分に近景を入れたらよかったでしょうか?

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海老ちゃんで~す。。一番上のひげの線が生きてませんね。。海老のひげってもう少し、がたがたしているかも、研究が必要ですね。 大好きなモチーフだけにおしい。。。

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こんな小さなお皿に二つのモチーフはいらないですね。 瓢箪のハイライトの部分は、少し変ですね。 中央のハイライトと、左の反射光をくふうすれば、もっとよくなるでしょうね。。

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遊び感覚で絵付けをしたものです。 イメージは市松。。白と黒の部分が交互に、これって以外にいいですね。。だみした市松の部分もそこそこに仕上がってます。

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写真がピンボケで入れ替えました。 大根と木を描いたものです。 大根は何時描いてもいい仕上がりになります。 骨書き、だみの要素がありますので、これから絵付けを覚えようとする人にはいいモチーフではないかと思います。

手前味噌ですが、全体良い感じ。。。絵は、陶芸本や、実際の陶器などで気に入ったのものを書いたほうが成功する確率は高くなります。 又、図書館から、陶器の染付けの本を借りて来て気に入ったものを描くのもいいでしょう。 今、図書館から借りて来た”そば猪口・酒器1000”と言う本があります。 古伊万里の作品を載せたもので、大変参考になります。

Youtube動画をアップしました。 見て下さい。 又、画像が縦に伸びてます。 解像度を変えたのにおかしいな。

ついでに、水墨画の本も借りてきたら如何でしょう。 基本的な筆使いの方法や、上達のコツが参考になると思います。 是非、染付けにチャレンジしてください。 Normanにできるのですから、だれでもやる気があれば、出来ますよ。。。!?


素焼丸皿 染付け練習 20点 Youtube動画 スライドショー


先週30点の素焼が上がって来ました。 2日ほどで、20点の平皿に絵付けをしました。

PIC_0370こんな作品も描いてみました。 相当に細かな中国古来の龍の作品(萬暦龍)で、描けるかどうか不安でしたが、結構最後の頃に描きましたので、細かな線も描けるようになって来ました。

PIC_0356この瓢箪の様なものでも、白抜きの部分や、反射光などを入れると、結構立体的に描けます。 一つのやり方ですが、デッサンなどで使う練り消しゴムを使うと白抜きや、滲み、濃淡の修正が出来ます。

 

 

Youtube動画をアップしました。 スライドショーで、20点の絵付けが見れます。 是非、見て絵付けの参考にして下さい。 アスペクトが違っていて、少々縦長になってますが、作品は全てまん丸か、4角です。。悪しからず。。


琉球泡ガラス、 鉄粉の練りこみ


おはようございます。

今テレビの”イッピン”と言う番組で、沖縄ガラス製品の泡ガラスの放送をしてます。 ガラス作品には、泡は入ったらいけないそうですが、これを逆手にとって泡を入れてしまうという技法だそうです。

琉球 泡ガラス

琉球泡ガラス写真: Amazon サイトより。¥2676です。 いい感じですね。
泡を出すために、米ぬかを溶けたガラスに入れて、泡を出すようです。 ガラスの中に小さな泡が見えてとても綺麗です。ガラスの温度で、米ぬかが燃えてしまって、気泡が残るのでしょう。

もう一人のガラス職人さんは、ガラスの小玉(溶けた膨らます前のもの)に、泥をつけて、膨らますと、泥がついた表面にヒビが入る技法をやってました。 ガラスが膨らんで、そして、表面に出た文様がとても綺麗です。 陶芸の貫入みたいなひび割れです。

昨年の枚方工芸展でも、プロの陶芸家の貫入の作品が展示されてました。 その秘密は教えてくれませんでしたが、2種類の釉薬を使うそうです。 多分、釉薬の流れの違いを生かしてかいらぎ(縮み)を出す技法でしょう。

テレビのナレーションでは、”短所を長所にする”と評してました。。。。なるほど。。。

鉄粉の練りこみ作品 提供: Yokkoさん

タイミングよく、Yokko-sanから、作品の投稿がありました。 これも、言ったら不純物を入れて、文様を出した技法ですね。 陶芸教室で、作品を見せていただいて、そのやり方と、作品の作り方を教えていただきました。

Tokko-さんコメント

ホカロン入りの白土のお湯のみです。釉薬は石灰透明、ホカロンを何%入れたかは覚えていません。陶芸の先生は10%ぐらいが必要ではないかということです。

黒の点々が出てますね。 これが、ホカロンを練りこんで、出た文様です。 ホカロンには鉄粉や、活性炭が入ってますので、この鉄が焼成で酸化鉄になって、黒く現れるものと思います。

陶芸教室の先生の話では、ホカロンは使用済みをつかった方がよいとの事です。 ですから、使い捨てのカイロを使って、冷めてから、使いましょう。 配合比は、やってみるしかありませんね。

削りかすなどが、他の粘土と混じると鉄分が混入しますので、必ず分別することをお勧めします。

この技法で抹茶茶碗を作れば、いい雰囲気のものが出来るかも!?

話は変りますが、私は陶芸作品の仕上げに良くスチールウールを使います。 でも、この鉄粉が土に入ってしまうと、黒の細い線があちこちに出ます。 これを逆手にとったやり方ですね。 敢えて、鉄の不純物を土に混ぜてやる。