焼成サンプルの活用で素敵な作品を|絶対失敗しない陶芸技法


陶芸用の釉薬は様々なものが市販されています。 陶芸教室にも、沢山の釉薬がおいてあると思いますが、陶芸作品の良し悪しを決める大きな要素の一つが釉薬の選択と施釉です。

陶芸の失敗の多くは施釉にあります。 作陶から、素焼きまでは上手く行っていたのに、本焼きが上がって見ると、自分の思っていたものと大きく懸け離れていて、がっかりすることは、皆経験してますよね。

思わずたたきつぶしたい心境になったことありませんか。

やはり、施釉は難しいし、でも、ある程度ノーハウをつかめば、作品の出来栄えが格段に良くなるのも確かです。

そこで大事になるのが、焼成サンプルとその活用です。

焼成テストピースの活用

釉薬の色目・発色は、いろいろな要素で変わるのはよくご存じの通りです。 メーカーの違い、生産ロット、厚掛け、薄掛け、焼成(還元焼成、酸化焼成)でも、そしてベースとなる土の違いでも大きく変わります。 なんとなくそう思っていても、ついつい妥協して本焼きをしてから後悔するケースが多いですね。

そこで登場するのが、焼成のテストピースです。(半磁土と信楽の赤で、先日作って見ました。今後、信楽の白のサンプルと、重ね掛けなどのサンプルを作る予定です)。

このテストピースは、印花、黒、白化粧土、黒呉須、藍呉須が塗ってあります。私たち、陶芸の素人はこの焼成サンプルをもっと活用すべきですね。

陶芸のベテランやプロになればなるほど、多くのテストサンプルを作ります。

写真では、インクなどで色目が変わってしまいます。 本当の色は現物のみです、使っている粘土と釉薬で、実際に焼成して、それを参考にして、釉薬や釉薬の厚みを決めます。

単にこれだけですが、このテストピースで、厚掛け、薄掛け、化粧土の種類、呉須(黒、青)、下絵具の発色など、いろいろな要素が分かります。

少なくとも、この焼成サンプルを見れば、特定の作品に釉薬を掛けた時の仕上がりが分かります。 陶芸の釉薬の選択にとっては絶対必要なものです。 これで、釉薬の選択に迷いがなくなります。


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