竹を編んで作ったような、こんな作品の制作は如何でしょう。
たたら作りですので、 粘土、針、たたら板(5~7mm厚)、カッターナイフ等の少ない道具で出来ます。
手持ちの花瓶をこの中に入れるで、生活空間が明るくなって潤いが。奥様やガールフレンドへのプレゼントにもピッタリの作品と思います。
綺麗な花が活けられると感動ものです。
二重竹籠の作り方
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- たたら作りの方が後からの穴あけ加工がやりやすいので、2.0kg位の粘土を7mmのたたら粘土にします。粘土は使う釉薬で決まます。 今回信楽:赤
- 事前に下の図面を印刷して、大きさを決めておきます。
- たたら粘土を、暫く置き少し乾かします。 そして型紙をあててカット。 ここがポイント: 継ぎ目は竹籠の斜めのラインで接着します。
- 型紙のラインに合わせて、ルレットで竹編みの線を入れます。 まだ刳り貫きません。
- 丸い底板に載せて、針で傷をつけて、どべを付けてしっかり接着。
- 暫く乾燥させて、先ほどのルレットで描いた線に沿って、デザイナーナイフなどで、穴をカットします。
YouTube動画 陶芸二重作り花かご
こちらのYouTube動画 ”陶芸二重作り花かご”は一千回の再生回数を突破しました。サムネールの写真は本焼きのものに変更してあります
二重竹籠花入本焼きとフラワーアレンジ
花瓶に活けた花もいいのですが、この竹籠に入れただけで、高級感がぐっとアップします。
この陶芸の竹かご目立ちませんが、花入ですので、目立たせたいのは花で、花器は、私のように控えめで目立たない方がいいですね。
- 釉薬は黒天目にそば釉の二重かけ、二重掛けにより、そば釉の金色の点々が出て綺麗です。
- そして内側の花瓶は以前に作った花瓶です。 このように内側の器は作っても作らなくても全然問題ないですね。
今日の主役をアップするとこんな感じです。制作のポイントはYouTubeに載せてますが、
竹籠の図面
ここでパソコン画面から、図面をコピーする裏技を。 この方法を知っていれば、いろんな情報が入手できます。例えば、陶芸の図面かと、楽譜とか。 法に抵触しない範囲で。
- パソコンの ”Prt SC”機能を使う⇒パソコンのキーボード配列の一番上の列にあります。
- Shiftを押しながら、Prt SCボタンを押します。
- これで、画面に表示されているものが全てコピーされます。
- そして、NotePadやWordなどに貼り付けます。
- そして印刷。
これだけです。
慣れれば、簡単なんですが、それでも難しい方にはこちらをどうぞ。 JPGですから、写真を印刷する要領で。
この図面をつくる一定の法則を理解すれば、編み籠の高さが変わっても大丈夫です。 でも、文章では説明し難いので、 図面をコピーして適当な大きさに拡大して使って下さい。 - ロジックのヒントは図面上に書いてあります。 印刷して、紙を自分のイメージするものに加工してください。 加工は、コピー機の倍率を変えて、後は切り貼りです。是非、作って下さい。 Good Luck!