陶芸が上手くなるための自作道具


陶芸を愛する皆さん、楽しい生活を送られていることと思います。 陶芸の面白味は造形の面白さだけではなく、実生活で自分の作品が使えるし、お友達に差し上げたり。

でも、陶芸って幅が広いし、人に差し上げる為には同じものをセットで作ったり、喜んで貰うためには作品のレベルを上げて行く必要があります。 それは、少しレベルアップの陶芸なんです。 今日は、あなたの陶芸のレベルを少しアップ出来る自前の道具を紹介しますね。
こちらは、私のブログに良く出て来る湿台(しったと呼びます)です。これは電動ろくろを使う人には必須のアイテム。

手回し轆轤の紐作りでも使えるようになれば、かなりレベルの高い作品になります。 主には削りの為に使いますが、湿台は特に大量の同じものをつくるのに有効です。

この湿台は、左が大型の鶴首の花瓶用、右がずん胴のビアマグように作ったものです。 これらの大きな作品を軽量に自分の意図するフォルムに仕上げるためには絶対必要です。

土は、けずりカスやリサイクルした質の悪い粘土を使います。こちらの方が折角の資源を無駄にすることがありません。

こちらは2種類の測りです。 ワイヤー製のハンガーなどを切って曲げて作ります。 左が高台測り、高台の半径をこれで決めて同じ作品を作ります。片方を中心にそして片方で、高台の外周を描きます。 この線を基準に高台を削ります。
そして、右は胴ばかり。花瓶などの胴の大きさをこれで測り、大きさをチェックします。 こちらが”三種の神器”。 これは私が勝手にそのように呼んでいるだけなんですが、京都の清水焼の窯元で使われている道具です。
こちらは、エッグベーカー用のもので、左は皆さん良くご存じの”トンボ”です。トンボは作品の高さと横幅を決めます。 作陶時にこれで測っておなじものを作ります。 トンボを使って測り易いように上には竹べらを付けてトンボを吊るした形で使います。右側のトンボは蓋用、左が本体用です。

右の二つの木製の小手が、だんごとへらです。 だんごで作品の内部の形を決め、そしてへらで最終の形とどべなどを取り仕上げます。

へらには、斜めに刃が付けられており、だんごよりも数ミリ大きく作られてます。

トンボは竹を加工して切り出しナイフなどで加工して使います。 だんごとへらは、1cm位の厚みの木材の平板に図案を写して、鋸で切り、最終はやすりで仕上げます。

これらの道具をつくる為には、方眼紙に実寸大の図面を描きます。そして形が決まったら、土の収縮率を掛けて、作陶の寸法を出します。例えば、横であれば、10~20%、縦方向であれば、15~17%など、収縮率が分からなければ、メーカーに問い合わせたら教えてくれると思います。

私も以前は、適当に作品と形、大きさを頭で考え、作陶をしてましたが、終わってみると当初とは全く違った作品にほとんどなってました。 言い方は悪いですが、この場当り的なやり方ではいつまでも上手く行かないし、技術アップは難しいと思います。

是非チャレンジして見て下さい。


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