2019年 お雛様本焼き紹介 プロの技量


今日は久々の陶芸スクール。 老体に鞭打って、電車で京都へ。 徒歩はやっぱりいいね。スマホのヘルスケアのデーターでは8217歩、5.5Kmの距離を歩いてます。そして、大きな荷物を2個も持って。 これを消費カロリーに直したら、いくらくらいだろう。
この寒い日でも、厚着のせいもあるけど、体はぽかぽか。

お雛様本焼き


今日のトピックはなんと言っても、こちらの本焼きでしょう。 13体のお雛様が出来上がって来ました。

来年位は、もっと他の雛もつくろうかと考えてます。

釉薬は土灰。 色呉須の発色は薄く塗っても綺麗です。 又、レース文様をたたらつくりで転写してますので、これも結構いい雰囲気を出してます。

兎と豚の雛も結構いい出来です。 面白い。 パンダは目と耳を白く塗るのを忘れて失敗でした。

2019年お雛様ギャラリー


お暇様の台は、黒天目のはずなんですが、釉薬の攪拌が足りなかったのか、薄く掛かってそば釉のように仕上がりました。

自分で調合した天目釉ですが、なかなか完成しません。

作品の質 プロとの差

この日は、休みの間に作った大黒さんを持っていったんですが、結局は、大黒さんがお釈迦になってしまいました。 粘土の量が足りなくて、あのふくよかな大黒さんがスレンダーになってしまったのがその原因なんです。

大黒さんは布袋さんですから、全体に丸く、大きくないといけません。 この点が私も気に入らなかったし、仲間たちの意見もそうでした。

その過程で、布袋さんの打ち出の小槌ですが、先生から、”小槌ってこんなかたちじゃないよね”と指摘を受けました。そして、詳細はさておいて、先生に小槌を作って貰いました。

数分で小槌が出来上がりました。 一目で、これが小槌だという感じ。 よくよく見ると、小槌の木目文様まで描いてある。 やはり職人さんの技術は高い。 僅か1cm位のものでも丁寧に仕上げる。 そして、その仕上がりが凄い。

他の例をあげれば、ぼんぼり。 お雛様のセットにはやはりぼんぼりがあった方が良いと思い、電動轆轤で適当に作ったんですが、職人さんから、形が違うねと言われてしまいました。

右が私の作品。左が職人さんです。違いが一目瞭然ですね。

こんな風に全てのレベルが違います。 その後、職人さんのを参考に、10個ほど作ったんですが、半乾燥の後の削りの工程で半分は折れてしまいました。 こんな小物に合う湿台がない。 削るのに時間はかかるし、途中で、カンナが少し引っかかるだけで、”ボキ”と折れてしまう。

一方職人さんの仕事は、丁寧に、”私がもうそれで大丈夫です”と言っても、そこから、支柱は半分になり、ぼんぼりの形も整って行く。 私みたいな妥協ってありません。

仕事が実に丁寧で、細かなところまで、配慮されてます。 改めて、プロの職人さん技量を知る結果になりました。

そういう目で私の作品を見ると手抜きの多い事。 例えば、黒化粧土を塗った黒髪。 部分的に塗れてないところが結構あったりして、目も、黒い目のものと何やらグレイになっているものなど。

去年作成した雛飾りよりは、相当進歩しているのは確かです。 でもでもなんですね。 第3者の立場に立ってみると、ここおかしいよと言うようなところが散見されます。

ここら辺りがプロとアマの差なんでしょうね。 プロは木目まで描く。アマは、本来の形さえ作れない。 これは、陶芸教室での作陶のいい加減な姿勢がまだ振り切れていない事にあるのではと又、反省です。

今日の昼間のテレビ番組で有田焼の紹介をしてました。 その中で、お雛様が写っていたんですが、陶芸のお雛様と言えども、細かな服の文様や、12一重の袖口まで、細かな作業がされている。 これなんですね。 陶芸教室であれば、今の作品でも十分なんだろうけど、これってプロの領域ではないんですね。

まだまだなっとらんと反省しきりの一日でした。


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