象嵌 三島手 印花の化粧土を簡単に落とす裏技


たたらで作る、ペーパーナプキンホルダーをYoutube動画で紹介しましたが、今回は印花の化粧土を落とす方法を紹介します。この方法であれば、線描きした文様や、他の技法にも使えますね。


象嵌、三島手、印花の技法Youtube 動画    印花フルーツボールの作り方


Youtube動画  印花 フルーツボールの作り方

先週に引き続き、南部陶芸教室で、フルーツボールの制作です。 象嵌、印花の技法について文章で説明して来ましたが、『百聞は一見にしかず』と言う事で、今日、教室で動画撮影をして見ました。

これで貴方も、象嵌の免許皆伝ですね。

化粧土の落とし方の裏ワザ (前の記事のコピー)

Hint!!どこの家庭の台所でもある、鍋の焦げ落とし様の『スチールウール』を使います。

  • この時は化粧土を塗り、一週間ほどおき、完全に乾燥させます。
  • その後、スチールウールで、少しずつ丁寧に表面の化粧土を落としていきます。 文様が少しずつ浮かび上がって来ますよ。完璧を求め過ぎると、文様を消してしまいます。 残った化粧土も一つの景色となりますので、ほどほどに
  • この方がまず失敗はありません

いきなり、プロ級の作品が出来ます。 一つだけ、削り落とした土は再生して使ってはいけません。スチールウールの鉄分が入ってしまって、焼成で黒いぶつぶつの鉄分が出て来ます。

これだけ、覚えれば印花は簡単ですね。。でも、やっぱり大事なのは、たたらで粘土板を作る為の、想像力とそれを現実にする、型紙の準備ですね。 作品の構想なしでの思いつきでは良い作品はできません。

たたら板の段階で、印花やポンスの穴あけもやるのも、一つのノーハウですね。 難点は粘土が軟らかいので、印花が深くなり過ぎるきらいがあります。 でも、余り乾燥を進ませると、成形で割れが出る可能性があります。 この方が状況は深刻ですね。

カットにしても、型にはめて後から切ることも可能ですが、この様な綺麗な仕上がりにはなりませんね。


象嵌 プロ級の三島手のやり方・ノーハウ これだけは知っておきたい


象嵌(ぞうがん) 三島手とは

象嵌は、半乾きの作品に、線彫りしたり印を押したりして、へこませた部分や線の溝に粘土や、化粧土を埋め込む技法です。 化粧土を使った代表的な、陶芸の技法の一つです。

象嵌の技法でも、三島手と言われる装飾が有名です。

三島手は朝鮮から、伝わった陶芸の技法で、半乾きの素地に印花等の印判を当て彫り模様を入れ、化粧土を塗りこんでその文様を出す技法です。 三島手の由来は、昔、三島大社が領布していた暦に似ていたので、名付けられたと言われます。

印花とは、印板とも言いますが、多くのものが花の形を模したものが多く、花の印と言う意味でこのように呼ばれます。 線の模様などと組み合わせて、そこに、化粧土を埋め込んでやる伝統的な技術です。

印花皿
印花皿

25cm程の赤土のお皿に、印花を押して、白化粧を埋め込み、乾燥させて、仕上げは透明の釉薬で本焼きをします。 技術的に手順さえ身につければ、簡単な技法です。
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